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2017-08-02

フリーランスエンジニアと派遣エンジニアを徹底比較!収入・ストレス・安定性・税金・働き方まで!

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企業の正社員エンジニアとして働く方の多くは、将来的なキャリアアップに不安を抱いていることでしょう。いつまで現役で働き続けられるか、収入はどうなるのか、会社は大丈夫かなどなど、さまざまな不安要素を抱えて仕事をしているはずです。

そこで視野に入ってくるのが将来的な独立。つまり、フリーランスエンジニアとして定年など関係なく第一線で働き続けることができれば、将来への不安も幾分解消されますね。その一方で、派遣エンジニアとして働くという選択肢もあり、果たしてどちらが自分にメリットがあるのか判断しかねている方もいるでしょう。

そこで今回はフリーランスエンジニアとして働くことと、派遣エンジニアとして働くこと、両方にスポットをあてそれぞれのメリット・デメリットについて徹底比較してみたいと思います。

エンジニアにはフリーランスと派遣という2つの働き方がある

エンジニアとして働く場合、企業の正社員として働くケースを除けばフリーランスもしくは派遣という2通りが代表的な働き方です。

フリーランスで働く場合は、個人事業主となり、クライアントとなる企業から業務を直接請け負って成果物を納品するという働き方となります。一方の派遣の場合は、派遣会社に登録し、派遣会社が受託してきた仕事に派遣社員のスタッフとして従事する形です。

少しややこしいのは、正社員でありながら派遣的な働き方することがあります。これは「特定派遣」と呼ばれる働き方です。これは、企業に正社員エンジニアとして雇用され、クライアントとなる企業へ出向いて働きます。

ただし、この特定派遣は平成27年の労働派遣法改正により廃止が決定されました。そのため、平成30年9月までにすべての特定派遣が禁止となることが確定しています。

従って、エンジニアの派遣も現在の「一般派遣」と同じような雇用形態で働くことになるため、ここでは特定派遣のメリット・デメリットには言及せずに話を進めることにしますので、予めご了承ください。

フリーランスエンジニアのメリット

では最初に、フリーランスエンジニアとして働くメリットについてご説明しましょう。

それぞれの項目ごとにフリーランスのメリットを挙げています。もちろん個人のスキルやクライアントの特性などにより細かな違いはありますが、おおむねこれらのメリットを多くのフリーランスエンジニアが享受できると考えてください。

収入

フリーランスにはクライアントと報酬額を直接交渉できる点、中抜きがないなどの特徴があるため、収入は高くなります。報酬の形態も案件単位や人月単位などさまざまなパターンがあり、自分のスキルが上がれば単価を上げて交渉することも可能です。

したがって、ハイスペックな人材程高いリターンを得ることができるということになります。ただし、決まった昇給や賞与はなく、報酬アップは自身で勝ち取らなければなりません。

ストレス

勤務時間も自由に設定でき、仕事の進捗に合わせて休日も自由に取れるためストレスフリーな面もあります。理不尽な上司もおらず、通勤ラッシュにもまれることも無いため精神的にかなり恵まれているといえるでしょう。

しかし一方で「いつ仕事が無くなるかわからない」という不安は大きく、それをストレスに感じてしまう人もいます。

安定性

フリーランスという働き方に安定性を求めてはいけません。自由とストレスフリーな環境を手に入れる代わりに安定性を放棄したのがフリーランスです。

クライアントとは契約に基づく働き方であるため、納品物のクオリティが劣っていたり、あるいはクライアントの予算事情の悪化などにより突然契約終了ということもありえます。例えるならプロ野球選手と同じような立場ですね。

税金

税金は確定申告により支払うことになります。従って、毎年の確定申告業務は自分自身で行わなければなりません。

ただし、フリーランスとして活動する上でのさまざまな経費を申告することができるため、ある程度節税を行うことができます。

なお、税金以外にも国民健康保険や国民年金などは報酬の中から自分で支払わなければなりません。派遣エンジニアの場合は保険料が派遣会社と折半となるため自己負担分は安く、その点フリーランスにはデメリットになるといえます。

働き方

定時などはなく、納期さえ守っていれば自由に働くことができます。働く場所も自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、好きな場所を選択することが可能です。

時間や場所に縛られることがないため、仕事以外にも自己啓発や人脈を広げる活動など自由に行うことができます。

派遣エンジニアのメリット

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次に派遣エンジニアとして働くメリットを挙げていきましょう。フリーランスと比べて派遣エンジニアには正社員エンジニア程ではないにせよ安定して収入を得ることができるというメリットがあります。

収入

派遣会社に雇用される形をとるため、多くは月給制あるいは時給制で計算されます。働いた分がきちんと収入に反映されること、及び超過勤務時にはしっかりと割り増し手当が付くことなど、毎月ある程度の収入が保証されている点がメリットです。

ただし、報酬額はフリーランスより低くなります。スキルアップしてもなかなか報酬に反映されないというデメリットにも目を向けたほうがいいでしょう。また、定期的な昇給に関しては、ある場合とない場合とがあり、賞与は原則としてありません。

ストレス

最長でも3年という法律上の規定があるため、派遣社員として1つの会社に派遣されて働くのは3年が限度です。3年経てば別の会社に派遣されるか、もしくは派遣契約終了となるというストレスと戦わなければならないでしょう。

また、原則としてクライアント企業の指揮命令下では働くこととなるため、正社員と同じような人間関係のストレスや理不尽な業務指示などに悩まされることもあります。もちろん、クライアント先へ出社するための通勤ラッシュに悩まされる場合も。

安定性

フリーランスよりは安定しているでしょう。最も大きなメリットは、派遣会社と雇用契約を締結するため労働基準法が適用されるという点。

社会保険に加入し、6か月以上勤務すれば有給休暇も取得できます。突然の解雇なども無く、会社主催のスキルアップ研修なども無料で受けることが可能です。

このように正社員とほぼ変わらない安定性を実現できるのが派遣エンジニアのメリットです。

税金

毎月の給与からあらかじめ税金や保険などが引かれて支給されます。また、会社が年末調整を行うため、個人で確定申告などを行う必要がありません。

事務処理的には非常に楽であるといえるでしょう。

働き方

会社と雇用契約を結んでいるため、定時や休日休暇などはきっちり決められています。メリハリのある働き方ができる反面、自由度は低いと考えましょう。

また、派遣会社の指示により勤務先に毎日出社するのが一般的です。働き方という点では正社員エンジニアとさほど変わりませんね。

フリーランスエンジニアと派遣エンジニアの働き方を比較する

このようにフリーランスエンジニアと派遣エンジニアには大きな違いがあります。完全に自己責任ですべてを自分でコントロールするか、会社に所属する恩恵を受けながらある程度の拘束やデメリットを受け入れるか、どちらが良いかは価値観の違いによって異なるでしょう。

しかし、ことストレスフリーという点においてはフリーランスの方が圧倒的に有利です。エンジニア業界はメンタルに傷を負う労働者が多いのも事実。

そんな中、ストレスフリーで働けるというメリットは、何物にも代え難いと言えるのではないでしょうか。

総合的に考えると、フリーランスのメリットが大きい

エンジニアであれば自分のスキルがどこまで通用するかを試してみたいものですよね。時間ではなくスキルで報酬が決まる醍醐味を感じてみたいと考えることは不自然ではありません。

不安定さというデメリットはありますが、相対的に見てフリーランスエンジニアの方がモチベーションも上がり結果として高い報酬を得ることができる、そう思えます。

仮にフリーランスエンジニアとしてやっていく自信の無い方は、当面フリーランス半分派遣半分で働くという選択肢もありです。ハイブリッド型とも呼べるこのスタイルは、双方のいいとこ取りをしているためフリーランスとして独立するまでの助走期間と位置付けることができるでしょう。

おわりに

現在、フリーランスエンジニアとして働いている人の多くが、「もう社員には戻れない」といっています。それほどフリーランスエンジニアという働き方は魅力的であり、リスクも大きい一方でリスクに見合う高い報酬や満足度を得ることができているのです。

いわばハイリスクハイリターンの世界で働くフリーランスエンジニア。理想のワークスタイルを実現するため、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。


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