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2017-08-02

Webとネイティブの欠点を補完!ハイブリッドアプリで開発をするメリットとデメリット

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ハイブリッドアプリケーションの開発が今注目を集めています。ネイティブアプリとwebアプリのいいとこ取りをしたハイブリッドアプリは、現在普及している多様なデバイスに対応するとともに開発コストを大幅に削減できる点などが評価され、フリーランスエンジニアに対する発注も増加している状況です。

そこで今回はハイブリッドアプリで開発するメリット・デメリットをそれぞれピックアップし、ハイブリッドアプリに対する理解をより深めてもらうようご説明します。

ハイブリッドアプリとは?

そもそもハイブリッドアプリとはどういうものでしょうか?

このハイブリッドアプリを理解してもらうためには、まずスマートフォン向けアプリの2大勢力、ネイティブアプリとwebアプリについて知る必要があります。

ネイティブアプリとは?

スマートフォンに搭載されたカメラ・GPS・マイク・センサーといったOSの機能と連動させ利用できるアプリです。

SNSや天気予報、渋滞情報といったスマートフォンの状態をアプリ内に反映させることを得意としており、スマートフォンにダウンロードして使用することが基本となります。

webアプリとは?

Webブラウザ上で動作するアプリです。ブラウザの機能を以上の動作は不可能ですが、ユーザーはアプリをダウンロードする必要が無く、常に最新のアップデート状態で利用することができます。

ただし、ネイティブアプリよりも動作速度は遅い傾向にあるので、その点は注意しなければなりません。

ハイブリッドアプリとは?

上述したネイティブアプリとwebアプリのいいとこ取りをしたものがハイブリッドアプリです。Webアプリのコードとネイティブコードをどちらも組み込み、iOSにもAndroidにも対応しながらネイティブアプリの機能も持ち合わせています。

Webアプリのように既存のweb技術を用い、ネイティブアプリのようなスマートフォンの機能を活かしたアプリを製作することができるでしょう。。

ハイブリッドアプリで開発するメリット

では、エンジニア視点で見た時に、ハイブリッドアプリ開発のメリットはどのような点にあるでしょうか。

最も大きな点は既存のWeb技術でアプリ制作を進めていくことができることです。これがどのような意味を持つかを以下見ていきましょう。

1. 開発コストを抑えられる

ハイブリッドアプリの開発の大部分はHTMLやJavaScriptを用いて行います。各OSに対応した言語で全てを記述し直す必要がないため、開発期間の大幅な短縮を行うことが可能です。

その分開発コストを抑えることもできるため、安価で良質なアプリを量産することが可能となります。

2. 既存のWeb技術を活かせる

ハイブリッドアプリの大半はWebViewで表示するWebコンテンツです。従って「HTML5」や「CSS」「JavaScript」といったWeb開発に関する言語スキルをそのまま活かすことができます。

ただし、「Objective-C」や「Swift」といったネイティブアプリ向けスキルも多少必要となるので、注意してください。

3. マルチプラットフォームに対応できる

ハイブリッドアプリはマルチプラットフォーム(クロスプラットフォーム)に対応しているため、OSごとに環境を変える必要がありません。その分手間をかけずに多くのOS(デバイス)で使えるアプリを開発することが可能となるのです。

また、開発の際にはApache CordovaやMonacaといったハイブリッドアプリ専用開発環境を用いることとなります。特にMonacaは無料かつ日本語対応しているため、多くのエンジニアが利用している環境です。

4. メンテナンスがしやすい

ハイブリッドアプリには、WebViewを用いることにより更新内容がすぐにユーザーに反映されるという特徴があります。

つまり、利用するWebサイトを更新するたけでアップデート内容が反映されるので手軽に更新が行えるというメリットがあるのです。

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ハイブリッドアプリで開発するデメリット

このように多くのメリットを持つハイブリッドアプリですが、もちろんそれなりのデメリットもあります。主なデメリットを以下挙げてみましょう。

1. 動作が遅い

ハイブリッドアプリはまだ技術が確立されて間もないため、ネイティブアプリのようにサクサクした動作感を得られるアプリに仕上げるのは難しい状況です。また、デバイスの機能をフルに活用するにはまだネイティブアプリに一日の長があります。

2. ストアの審査に通りにくい

ネイティブアプリではないため、公式アプリストアの審査が通りにくいという点もデメリットのひとつです。審査に通すために修正作業が必要なケースもあり、ネイティブアプリと比べると手間がかかることがあります。

おわりに

ハイブリッドアプリ開発はまだまだこれからの技術です。いくつかのデメリットもあるため、コストを取るか操作性を取るかで、ハイブリッドで開発するか否かを判断することとなります。

現状では「いいとこ取り」=「中途半端」な感も否めないため、ネイティブアプリのスキルを保持しつつハイブリッドアプリエンジニアの道を探っていくという形になるでしょう。


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