HTML5の案件について
HTML5は、どんな端末の上でも動くウエブ・アプリを実現できる次世代Web技術として、今後、新聞、雑誌、音楽、動画など、あらゆるコンテンツ産業に大きな影響を与えようとしています。いち早く導入しているのがゲーム業界で、最近のゲーム業界はスマートフォンなどモバイル端末上で動くカジュアル(手軽)なゲーム・ソーシャルゲームへと関心がシフトしていることから、HTML5を使ってカジュアルなゲームを開発するところが増えています。
HTML5が普及することで、アプリケーション開発者の裾野が大幅に広がるものと期待されています。また、スマートフォンと連動したソーシャルネットワークアプリの開発に伴い、HTML5エンジニアの必要性も高まっています。アプリと連動したサイト作りも必要なので、スマートフォンやタブレット端末向けに最適化されたWEBサイトの構築もHTML5のエンジニアが手がける分野となります。
企業のIT部門の現場でも、これまでJavaやC#、Visual Basicなどのコンピューター言語を駆使してシステムを構築してきましたが、HTML5やJavaScriptに通じた技術者があまりいないのが現状です。
HTML5は、タグやJavaScriptを組み合わせてアプリケーションを構築するので、こうした技術を前提としたシステム開発に対応できる技術者が求められます。企業システムの構築でも、HTML5、JavaScriptのスキルがある人が今後さらに有利になるものと見られています。