Sinatraの案件について
Sinatraは、小規模アプリケーションに特化したフレームワークで、Ruby on Railsと比較しても簡単にインストールでき、手軽にアプリケーションを作れます。
例えば、Twitterの特定のキーワードを集めたクローラーを作り、これを閲覧するためのView用のアプリケーションなど、1ファイルでも完結するくらい単純なWebアプリケーションを作るのに便利となります。
まずはSinatraを使って単純なWebアプリケーションを作り、複雑な規模になってきたら、その時はRailsやPadrinoを検討してみる、という方法もあります。
RubyGemsなどに使い慣れている人にとっては便利なフレームワークとなります。
Webサービスを作成するのに、Ruby on Railsを覚えようという人も多いながら、Ruby on Railsの場合、規約、覚えることが多いことから、初心者にとっては難しく感じられます。
初心者で、とりあえずwebサービスを作ってみたい、という人にもSinatraは最適なフレームワークです。
手軽にアプリを作りはじめたいときや、サーバー側の処理がメインで画面の出力があまりない場合、Padrinoの機能の中から必要なものだけ選んで使いたいとき、などにSinatraは向いています。
シンプルな文法でWebアプリケーションが作れるので、Railsだと少し大げさか、というようなケースや、元来Railsが用意したレールと違う骨組みでアプリを制作したい、他にもサーバサイドはMongoDBやRedisなどのストレージをAPI化して顧客に見せたいだけ、などのケースで使われることが多いようです。