ASP.NETの案件について
ASP.NETは、.NET Frameworkの上に構築されたWebアプリケーションのためのフレームワーク群で、Visual Studioと組み合わせることで簡単に、しかも高機能なWebアプリケーションの開発が可能となります。VisualBasicの他、C#、J#というマイクロソフト独自のプログラム言語が使用できます。
コンパイル結果をキャッシュして処理を効率化したり、スクリプトの変更時に変更部分だけを自動コンパイルしてくれるので、ASPと比べて処理速度がより高速になっています。マイクロソフト社が開発した環境なので人気も高く、Web系の開発を進めたい人は習得する価値のあるスキルです。
ASP.NET が使われているサイトとしては、マイクロソフト社のサイトの他、MSDNやTechNetなど、マイクロソフト社が公開している数多くのサービスは、ほぼ全て ASP.NET で作られています。また、Windows Azureを使ってWeb サービスを公開している場合、ほぼ間違いなくASP.NETが使われていることから、Windows Azureの導入事例に掲載されているサービスはASP.NET を使っていると考えてよいみたいです。
従来、ASP.NETの開発は、IDE、サーバに費用がかかる、というイメージでしたが、最近はVisual Studio ExpressやWindows Azureがあることから、小規模の企業でも簡単にサービスを作って公開することが出来るようになっています。