Seasar2の案件について
Seasar2は、純国産のオープンソースJavaフレームワークで、従来のフレームワークと比べ、拡張性、仕様変更、単体テスト対応力に優れ、総合的な工数、コストの削減に貢献します。
スタンドアロン環境のほか、Apache Tomcatなどサーブレットコンテナのようなアプリケーションサーバ上でも動作します。
関連するソフト、ツールとして、DIコンテナ「S2Container」、AOP機能「S2AOP」、データベースアクセス機能「S2Dao」、Struts連携機能「S2Struts」、動的Webページ生成機能「S2JSF」など、様々なものがあります。
MVCフレームワークはいくつか種類がありますが、Seasar2は、日本人が作ったこともあり、日本の企業で取り入れているところは数多くあります。
ただ、2005年に開発が停止されたことから、新規開発でSeasar2を使用する企業は減少傾向となっています。
それでも、Seasar2による開発経験があれば、スキルとしても認められ、Seasarでの開発経験があることは大きなアピールポイントにもなります。
実際、Seasar2の開発経験がある人を求める求人は数多くあります。
旧アプリケーションで、Struts をベースとした独自のフレームワークや、比較的最近のものはSpring FrameworkやSeasar2を使用したもので、各サービスをレガシーなJavaアプリケーションから Rails 4.x に移行する作業の案件でも、Seasar2の開発経験があれば有利となります。