汎用機エンジニアの案件について
汎用機エンジニアのニーズは高く、金融、製造、官公庁の汎用系システム開発など、 幅広い業界からの仕事の案件があります。汎用機エンジニアの数は減少傾向ですが、一方で、このスキルが無いとシステムが動かないという企業は多く、希少価値が高まってきていることから、 10年、20年と長いスパンで重宝される存在となります。
仕事も、コンサルティング、プロジェクトチームの立ち上げ、業務システムの要件定義、業務システムの開発、保守・運営など、幅広くあります。汎用機エンジニアの仕事先は、社内で仕事する形としては、受託計算などの事業を行い、自社で汎用機のデータセンターを持っている企業などがあります。これ以外、金融機関のオンライン業務、交通機関等の大型のデータセンターなどで、派遣で仕事する形もあります。24時間運用を行っているところが多いので、夜間の交代勤務も多くなります。
IT関連では比較的就職しやすく、まずはオペレータからスタートし、システムエンジニアやプログラマ等を目指す人も多くいます。多くの企業が中途採用での求人を行っていて、未経験でも可、というところもあります。情報処理技術者試験、また各団体が主催するパソコン検定(P検)、情報検定(J検)、情報処理検定等の資格を持っていれば有利となります。
汎用機エンジニアはニーズが高いことから、ある程度経験を積むと、フリーとして活躍する人も増えています。汎用機の開発経験があれば、オープン系へのキャリアチェンジもしやすくなるようです。