VMwareの案件について
VMwareは、仮想化製品のリーディングベンダーとして広く知られています。
最近、クライアント仮想化の分野でも注目度が急速に高まり、特にVDI方式で「VMware Horizon View」は、市場でトップシェアを占めています。
VDI方式は、クライアントOSとアプリケーション環境を、仮想化基盤上で独立した仮想マシンとして実装し、個々のユーザーが利用します。
ワークスタイルが柔軟なことや、セキュリティの高さ、またマルチデバイス化の流れなどから、より一層普及が進んでいます。
また、VMwareはグローバルな戦略として、同社がリーディングカンパニーとして提案している「ソフトウエア・ディファインド・データセンター(Software-Defined Data Center:SDDC)」を広めようとしています。
従来サーバーの仮想化に注力してきましたが、SDDCは、ネットワーク、ストレージ、セキュリティなども統合させ、データセンター全体を仮想化し、より高度に自動化し、効率よく動かせるようにするものです。
さらに、昨今は、1人がPC以外、タブレットやスマホなど複数の端末を持つようになっています。
これに伴い、同社はエンドユーザー・コンピューティングの世界でも、モバイルやBYODを推進しています。
モバイルやBYODを有効的に活用するため、デスクトップを仮想化し、アプリケーションやデータを一元管理することで、ワークスタイルの変革も目指しています。
既に日本でも、多くの企業、公共機関で、同社のソリューションを導入するところが増えはじめています。