プログラマーの案件について
プログラマーの仕事場は、自社内でプログラミング業務に従事するほか、クライアント企業に常駐して仕事する、また派遣社員として働く、などがあります。プログラマーの求人は、未経験可のところも多く、未経験の場合、専門の教育機関などでプログラミングを勉強してから就職する、という方法もあります。市販のプログラミング入門書やプログラミング学習サイトで自主的に学ぶこともできます。
プログラマーの平均年収としては、年代別で見て、20代で300~370万円、30代で420~500万円、40代で470~650万円くらいですが、勤務形態やスキルによって大きく変わってきます。プログラム開発の上流工程であるSEやプロジェクトリーダーへとステップアップしていくことで、さらに年収増も見込めます。
プログラマーとして仕事するのに大事なのは、プログラミングに関する知識だけではなく、開発を円滑に進めるための判断力や、予期せぬトラブルへの対応、クライアントの要望を正確に把握し、他のメンバーと協力していくためのコミュニケーション能力も必要となります。プログラムを組んでから何度もテストを繰り返し、不具合を修正することで、システムやソフトウェアを完成させていくので、場合によっては何ヵ月もかけてテストを行うこともあり、根気、忍耐力も必要となります。業務内容や職場環境によっては、プログラムを組む以外、結合テスト、リリース作業、機能仕様書の作成など、仕事が多岐にわたることもあります。