Shellの案件について
シェルスクリプトは、シェルの動作がまとめて記述されたシェル・プログラム上で実行できるスクリプト言語の1つです。複数のコマンド・条件分岐・ループ処理などを使用し、一連の処理を行ったり、複雑な作業の自動化が可能となります。サーバ運用や業務システム運用などで、LinuxやFreeBSDなどのUNIX系OSを使用している場合、ツールとしてのシェルスクリプトは必要不可欠となります。シェルスクリプトの活用次第で、処理を自動化して効率化が出来るようになります。
シェルスクリプトと他のプログラミング言語を比べると、シェルで使われているコマンドがそのまま使えるのが、シェルスクリプトの最大のメリットとなっています。業務系アプリなどで、夜に、各営業部などから吸い上げた営業データなどをデータベースに入力し、集計・解析したりなど、1日の取引の集計などを行うのは、夜間バッチなどと呼ばれます。こうした制御には、よくシェル言語が使われます。
シェルの案件としては、金融系の管理システムや官公庁向けインフラ運用ツール作成など、様々なものがあります。比較的長期の案件が多く、インフラ系企業を中心に重宝されます。ただ、シェルだけでなく、Unixコマンドや Awk、Perlなども併せて使われるので、こうした知識も欠かせません。
報酬の相場としては、スキルや作業時間にもよりますが、プログラマの場合月40~60万円、システムエンジニアの場合月60~80万円のようです。