Symfonyの案件について
Symfonyは、汎用性があり、Symfonyで得たスキルは、他のフレームワークや他の言語で開発するときにも役にたちます。
一時注目されたMojaviの「MVC機能」と、Ruby言語のフレームワークとして評価が高いRuby on Railsの開発効率性を引き継ぐことで、最小限の設定で、高い安定性とセキュリティの強さを持っています。
従来PHPの弱点だったオブジェクト指向を活かす工夫が施され、PHPの強みである処理速度、スケーラビリティを保持することで、複数人での開発も容易となり、大規模開発も優位に進めることができるようになります。
アプリケーションの開発と保守の効率化に効果を発揮し、繰り返されるコーディングを代わりに行ってくれることから、大規模なWebアプリケーションの開発に活用されます。
著名なCMS(ウェブサイトのコンテンツを統合的に管理・保守・更新するためのシステム)やフレームワークでも、Symfonyを採用しているところが多くあります。
PHPのフレームワークを使う際、速度を重視する場合に活用されるケースが多く、また、プラグインシステムが優秀なので、機能の追加も比較的容易にできるところも人気です。
日本の場合、他のフレームワークと比べて決して利用度は高くありませんが、海外では多くのシステムで使用されています。
国産PHP製ECのEC-CUBEの最新版はSymfonyを使用しているので、EC-CUBEを使用するような案件の場合、Symfonyを習得しておくと有利になります。