Android
納期優先でパフォーマンス考慮が設計段階から不足しており、リリース後に性能改善対応でロジック大幅見直し
Androidの写真アルバム系のアプリ開発時のことです。
当時の最新Android OSがICSで、端末スペックもまだまだ低い状態だったので、(今思えば)より性能に気をつけるべきでした。お客様からは「納期を一番に優先してほしい」と依頼を受け、サーバサイドから受け取ったサムネイルをクライアントアプリ側で表示する簡素な実装にしました。が、いざテストしてみると、当然ながらサムネイル表示が遅い。
そのままリリースしてPlay Store上で批判も受けました。そのためサーバサイドから受け取ったサムネイルをクライアントアプリ側で同期保持して、極力サーバにアクセスせず、ローカルのassetからのみサムネイルをloadするロジックに作り変える事になりました。またSQLiteのCRUDやassetからのloadロジック等も刷新したので、かなり大規模な作り変えになってしまいました。
最終的には、↑の作り変えが功を奏し、事なきを得ました。