iOSアプリ
仕様策定から実装して動作チェックのサイクルの中で実装に多くの時間がかかると戻りが大変になるということ
私は九州の福岡という地方と呼ばれる都市で働いていましたが「Webサービス」を開発する企業の多くは東京にあったので、私は福岡で働きながら東京の企業への転職活動を始め、学生時代からの経験などからアプリ開発をメインに行う企業の求人への応募を始めました。
その際、面接のために上京する時間や交通費は大きな負担になり、また効率良く面接を受けていく転職活動は、大変でした。そして「自分の持つスキルが果たして認められるのか」という不安もあり“Webアプリ”の開発やWebと連携する“ネイティブアプリ”の開発に自信を無くしていました。 しかし某インターネット広告・企画・制作・運営を行う企業の面接で開発責任者にその不安を打ち明けたところ、「今のスキルは充分生かせるし、持っていないスキルは実務を通して身に付ければ良い」とアドバイスを受け、その言葉がスイッチになりプッシュしていただき、その企業への転職後の入社を決心しました。 そして、転職して最初の仕事は、iPhoneアプリの開発でした。
入社後は、経験のあるAndroidアプリの開発を担当することになると思い込んでいましたが、いきなり未知の分野のプロジェクトに編入されたことに対する不安はありましたが、前職でCやJavaを習得していたので、Objective-Cは1週間ほどソースコードを読み込んで勉強をし、そして何より嬉しかったのは、周囲の人とのコミュニケーションが取りやすかったことで、「何か分からないことがあれば、直ちに先輩などに聞ける」という環境が整っており、しっかり勉強をしながら働いています。これまで経験のなかったWebアプリケーションシステムや連携の方法についても、サーバエンジニアに聞きながら覚えていき自分のスキルとして吸収しています。 同社のサポート体制という制度が大いに役立ち、結果的に、iPhoneアプリの開発経験は、私のスキルをアップさせ、エンジニアとしての“市場価値”を大幅に高めてくれ、AndroidとiPhoneアプリ両方の開発スキルを身に付けているエンジニアとなり、これまでのミドルウェアアプリ開発の経験もうまく生かすことが出来ています。
先日のトラブルとして企画担当が仕様を決めて、仕様書を作り私が受け取り、それをもとに私が作って確認してもらいましたが「思っていたのと違う」といわれ修正に出されるという失敗を起こしてしまいました。
しかし修正を出してもまた修正が入り、どんなに企画段階で練っても仕様変更は起こりうるので、起こる前提でどういうふうに対処するかが重要であることが解り、問題は確認のサイクルにあり仕様策定から実装して動作チェックのサイクルの中で実装に多くの時間がかかると戻りが大変になるということで仕様を決めてプロトタイピングに一ヶ月半、開発に1ヶ月かかって完成することができました。転職したことによって、自分の目指したい方向性がはっきりし、「自分の強みを生かし、スマートフォンについてはネイティブもWebアプリもできるエンジニアになることが出来たと思います。
そしてそれからもさらに必要な技術を習得し、スマートフォン開発エンジニアとして活躍していくことが出来ました。