- ベストアンサー!イワタシステムエンジニア(SE)
「プログラミングの能力も高くほとんどなんでも自分一人でこなせてしまうような人物」であるならば、特に技術面での教育には、さほど気にかけなくていいのではないかと思います。おそらくそういう人は技術面の勉強を自分から進んでされると思いますから。
但し、プログラミング技術に問題はなくても社員として、もしくは社会人として、そして更には今後担うであろう上流工程に関わる部分での教育は、上司である管理者がやはり意識しておかねばならないと思います。
では当面何をするべきか。
自分の経験上で申し上げますと、まずは単純に毎日の「声かけ」です。何でもいいと思います。例えば「調子はどう?」とか「順調?」というような軽い感じで構いません。そしてできればそこから何かしらのコミュニケーションを取るようにします。極端な話、それが雑談になってもいいと思います。要は放ったらかしにしないということです。
更に技術面などで申し分ないのであれば、あなたから逆に相談を持ち掛けるというのも一つの手です。例えば、「○○さんが、プログラムのXXXXXで悩んでいるんだけど、何かいいやり方がないかな?」とか、「今△△△△△なことを検討しているんだけど、それってどう思う?」というように、あなたが今考えていることを彼にも話して意見を聞いてみたりしてはいかがでしょう。また場合によっては時期を見て彼にサブリーダー的な役割を担ってもらうのもいいかと思います。
このようなことをしていくことで、上級技術者になるために必要なヒューマンスキル面での教育を行えますし、何より「自分が必要とされている」ということを彼に意識させることにも役立つと思います。
但し、気をつけなければいけないことは、あまり引っ張り過ぎないことです。というのも、自分一人でこなせてしまうタイプの人によく見受けられるのですが、必要以上に構われることを嫌う人がけっこういらっしゃるからです。そういうタイプの人である場合、変に深入りしてしまうと逆効果になりますので注意してください。