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ゆうとゆうと東京都 プログラマー 経験8年目

プログラマーの仕事が2020年までになくなるという意見について

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プログラマーの仕事が2020年までになくなるという意見が一部で言われています。さすがに2020年までということはないとは思うのですが、需要が減ってきてしまう可能性はあると考えています。

その理由のひとつに海外へのアウトソーシングが進んでいくことが挙げられていますが、将来的に人件費が安い場所に仕事を頼んで日本ではプログラマーの仕事が減ってきてしまうことを心配しているのですが、皆さんはそのことについてどうお考えでしょうか?

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    1グッド!
    13日金曜日のJSONフロントエンドエンジニア

    確かによく聞く意見です。…ただ、個人的には全くそうならない(むしろ逆に案件ばかり増え、激しい単価高騰の時代に突入する)と考えています。

    ①日本のIT人材/人口減少しているという話
    「だからこそ早いうちに豊富な労働力を持った国にオフショアをはじめよう」という意見もよく聞きます。
    これは分かります。

    ②日本のIT人材は高いという話
    「素晴らしい開発能力、豊富な労働力、なのに低コスト。もうみんなオフショアになるでしょ」
    これは机上の空論と考えています。

    なぜなら転職市場やフリーランス市場では、IT人材の採用コストや単価が高騰の一途を辿るからです。PHP2年目の人材が月額単価60万なんていうのは、もはや珍しくもない時代です。よくわからない外国人部隊にお願いするより、高い金を払ってでも日本企業は日本人を採用しています。英語でメールすることすら煩わしさを感じるのが日本人です。私もその1人ですが…。

    ■業界構造

    今のご時世、2年生に55万払ってでも、直上のクライアントが60万出すというのだからノーリスクでいけてしまいます。単価高騰のあおりをもっとも食らっているのは上流工程の企業だと思いますが、それを是として発注しているエンドユーザやプライムベンダーさんです。是とした企業のほうがバランスが偏っているために単価が高騰するという現象が起きているのです。

    これは、外国人部隊を入れてコストカットではなく、高いお金を払ってでも日本人を希望しているのではないかと考えられます。もちろん全ての企業がそうだとは言いませんが、日本のITエンジニアへの発注単価が高騰しているということ=市場全体がITエンジニアに対する「買いの気配のほうが強い」という話です。

    この市場原理の逆のケースでいくと、記憶に新しいリーマンショックの際は、現状とは逆のIT人材市場が形成されていました。どこの企業も、社内のエンジニアを切らざるを得なくて、採用しなくなって、受注が止まり、売上が減り、発注が止まったので、アウトソーシング先への支払いも止まる。典型的なデフレ現象で、単価がどんどん下がっていた時代です。

    何が言いたいかというと、需要過多になれば単価は上がります。供給過多になれば単価は下がります。ITエンジニアが医者のような職業になるのかは分かりませんが、全然まだまだ激しくなっていく(日本人エンジニアは希少性が増していく)と思います。どんどん需要が高まっているのです。

    「だからこそオフショアで成功させれば・・・!」

    確かにオフショアのPMとなって成功させられれば強いです。しかし前述のとおり、そもそもお金の出元の会社は(もちろん安いに越したことはないけど)安くするのが目的ではなく、高いお金を払ってでも日本人の人工を確保したい、というのが見て取れる市場です。

    価格競争を武器にオフショアを始めても巨大なコミュニケーションコスト(リスク)が発生するだけなので、とてもじゃないけどやってられない(やっぱ日本人が最高だ。人工コストはクライアントからもらえるし。)となるので、(何かは想像できませんが)いくつかの天変地異が起きない限り、オフショアが主流の開発手法になることは、当分ないかなと思っています。

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