テスターから開発エンジニアへのキャリアアップは、ほんとに可能なのでしょうか?
2,233ページビュー2コメントこれまで、主にデジタルテレビやDVDレコーダー等のデジタル家電のテストを行ってきました。直近の4年間は、テストリーダーとして、テスト戦略の策定、計画策定、要員管理が中心です。また、上海、インドのオフショアチームとの連携、コントロールから指導の経験もあります。
特徴的な経験としては、Android OSを搭載したデジタルテレビの検証にて、Androidマーケットからアプリを自由にダウンロードし不具合がでないかの確認や、CEC連動におけるコマンドのやりとりを、チェックしたりが特徴といえば特徴かと思います。
ただし、開発経験はなく、ソースコードは読めません。
今後のキャリアとして、このままテスト上流に進むのか、何かしらのPMを目指すのか、開発スキルを習得するべきか、方向性に悩んでいます。
ITスキルの入り口としてテストを経験する方は多いかと思いますが、その後どのようなキャリアパスを歩んでいるのか、他の方の経験もお伺いできれば嬉しいです。
- 本郷洋ITコンサルタント
テストパパ様のご相談内容を拝見しますと、かなり規模の大きな企業にお勤めであると拝察いたします。テストパパ様のご年齢にもよると存じますが、ご本人が強い意欲を持って開発スキルを身につけたいとお考えならば、上司や人事部に相談されることをお勧めしたいと思います。
大企業であれば職務分担が細分化されますから、一貫してテスト業務をメインにされる方も珍しくありません。一方、規模の小さいベンチャー企業であれば、いわゆる開発の本流の道を歩み、プログラマがテスト業務も兼ねるケースが多いです。
仕事ですから、ご本人がどのような職務について強い意欲を持っているかが最大のポイントだと思います。会社側が、強い意欲を持っていると判断すれば、テスターからプログラマなどの職務へ異動させてくれると思います。一方、テストパパ様から強い意欲を感じられず、なんらかのキャリア上の迷いを感じるようなら、会社側はテスターとしての職務を続行させると思います。大企業ならば受け身の姿勢の人材を会社は嫌います。
勝手な推測ですが、テストパパ様は勤務先の会社が経営不振に陥り、ご自分がリストラの対象となってしまった場合、テストしか経験がないようでは次の就職先を見つけることが可能か不安なのではないでしょうか。たしかにソースコードを読むことができて、プログラマの経験があり、SEとして上流工程を担当していくことが開発者としての「本流のキャリア」と思われます。
テスターからキャリアをスタートさせて、その後、本流のキャリアを経験されている方は、自分から積極的に自分がやりたい仕事を上司や人事部にアピールしています。このため、テストパパ様がご自分の意思でどのように行動されるかがポイントだと思います。 - カナブンプログラマー
テスターと開発どちらがお好きなんでしょうか?開発したことがないなら、まずはプログラミングを学んで自分にあっているか確認してみるのもいいと思いますよ。テスターと開発エンジニアは求められることが違いすぎますので別物だと思います。