40代のキャリアプラン
2,699ページビュー4コメント初めて質問いたします。
私はかれこれ16年以上、PGをメインとしてシステム開発に携わってきております。
ほとんどの場合、あるお客様のプロジェクトを紹介されてそこに常駐して作業する、というタスクの繰り返しですので、いわゆるマネージャとしての経験を積むという機会がありません。
ですが40代のエンジニアスキルとして、マネージャ経験のあることが必須用件であることが多く、なかなか次の案件を探すことが難しくなっております。
そこで皆さんに質問ですが、40代のエンジニアでPM経験は必ず必要だ、と思いますでしょうか。
それともPGの経験が豊富で、今後も最新技術をキャッチアップする意欲さえあれば十分、と思いますでしょうか。
皆様のご意見ご指摘などお願いいたします。
- イワタシステムエンジニア(SE)
50代システムエンジニアです。システムエンジニアと言っても半分はプログラマの仕事をしてきましたので、アラフォーエンジニアさんの気持ちや悩みはよくわかります。私も30代から40代にかけて同じようなことで悩みました。マネージャーになんかなりたくなくて、自分は生涯プログラマとして、できれば米国によくいる「スーパープログラマ」みたいになりたいと考えたりしました。
しかしながら、日本でIT系の企業に勤めていると、そういうわけには行きませんでした。何度か転職しましたが、どこに行ってもや、プログラマ→システムエンジニア→プロジェクトリーダー→プロジェクトマネージャーという図式になっていて、しかもプロジェクトの低予算化に伴い、上の立場になればなるほど下の立場の仕事をも兼務するような状態でした。もちろん転職の面接時や、同じ会社でも次のプロジェクトに関わる際にクライアントと面接した際、年齢が上に行けば行くほど(担当する業務に関係なくとも)管理面の経験有無が問われたりしました。
経験上、やはりPM経験をはじめとするマネージメント経験は持っていないよりは持っていた方がいいと思います。
また本来なら、アラフォーエンジニア様が書かれているように「PGの経験が豊富で、今後も最新技術をキャッチアップする意欲さえあれば十分」と思いたいのですが、私の経験から申しますと、50を超えると体力的に難しくなります。ご存知のとおりIT技術は日進月歩で開発言語や環境も次から次に新しいものが台頭してきますし既存のものもバージョンがどんどん上がって行って新しい考えがどんどん取り入れられています。それを20代や30代のエンジニアに負けないくらいの速さで吸収しなくてはなりません。これが50代になると正直苦しい。若い頃のようには頭は回転してくれませんし、目も老眼が入って見えにくくなります。今まで苦労することなくできていたことが、徐々になかなかできなくなってくる。40代の頃、そんなことなど全然考えておりませんでしたが、この歳になると現実はやはり厳しい。もちろん単価も厳しくて、プログラマとしてであるなら40代や50代の年寄りよりも20代や30代の若くて伸び盛りの技術者が選ばれます。厳しいことを書いてしまいますが、私自身の経験上、これがほぼ現実です。会社に属していようがフリーであろうが、この辺りはさほど違いはないと思います。
ですのでPGメインだと、いずれ立ち回れなくなる可能性が高いと思いますので、PM経験とまではいかずとも、せめてシステムエンジニアという立場をメインに「プログラムを組むのはもちろん、プロジェクトの管理もある程度できますよ」という位置につかれることをお勧めします。実際のところ現場では、そういう「痒い所に手が届くスーパー技術者」のような人が重宝されていますから。
以上、参考になれば幸いです。- ALKプログラマー
60歳現役プログラマーです。
体力的に難しいと言われてますが、頭がついていかないと言う事でしょうか?
そこに限界と恐れを考えているのであれば、生涯プログラマーは難しいと思います。
若い者にスピードで負けるとしても、自身の負けない得意分野を持つと意外といけますよ。
その得意分野の仕事でなくても、得意分野の威光(?)で依頼があったりします。
私は、下記のような分野を得意としていますが、今はweb系のプログラマーをしています。
https://www.programmer-life.net/
年寄りプログラマーの戯言です。
あまり、参考にはならないと思いますが、少しでも勇気の手助けになれば。 - ALKプログラマー
ALKです。
コメント先を間違ってしまった。
スレッドを建てた人へのコメントです。
- ALKプログラマー
- ゆうとプログラマー
私は30代のプログラマーですが、同じようにマネージャーとしての経験を積むという機会は一切ありません。
私が悩んでいることも同じようなことで、私はこれからもプログラマーとして仕事をし続けたいと考えているのですが、40代50代のプログラマーが会社にはいないので、ほぼ強制的にマネージャー職をしなければならないかもしれないということです。
アラフォーエンジニアさんは、これからもプログラマーの仕事を続けていきたいのか、マネージャーのしごとをしていきたいのか解らないですが、もしもプログラマーの仕事を続けていきたいのならば、フリーでの仕事ならば意欲さえあれば可能だと思います。
しかし、会社に所属しているのならば、会社からはマネージャー職をするように求められる可能性が高いと思います。
一方、マネージャー職をしたいのであれば、会社に所属してある程度経験を積んで会社から信頼を得られたら、会社からマネージャー職をしてほしいと言われると思います。 - 本郷洋ITコンサルタント
これから、どのような道を歩むかによって、PM経験が必要か否かが変わってくると思います。
おそらく現在はフリーランスの立場でお仕事をされているかと推察いたしますが、仮に、IT企業の中途採用に応募する場合は、PM経験がないと採用される可能性は低いと思います。理由としては、年齢の問題があります。とくにベンチャー企業の場合は、30歳程度の年齢でPMを務めているケースも珍しくないため、30代のPMが40代の部下を持つことになってしまいます。多くの企業が、組織運営上、年下の人間が年上の人間を部下に持つという形を好まないため、40代でPM経験がないという状態は、中途採用されるには厳しいと思います。
また、これからもフリーランスの立場で仕事を請け負う場合でも、他社の社員と一緒に仕事をするわけですから、やはり年下のPMが多いという状況になってくると思います。発注元の会社の立場としては、30代の年齢のPMが、40代のフリーランスのプログラマを使うという形にすると、お互いに仕事をやりにくいのではないかと想像してしまいますし、万が一、人間関係が崩れてしまい、その結果プロジェクトの進捗が遅れてしまえば発注元の会社の社員の責任が問われてしまいます。
このような理由により、40代や50代という年齢でPMの経験を持たないままでいると、フリーランスの立場としては仕事の受注量が減少していく可能性が高いと思います。 - sackhamシステムエンジニア(SE)
若輩者の私から、僭越ながらご意見させていただきます。PM経験は必ずしも必要はないです。それを補って、プログラミング能力が突出しているとか、経験が豊富なので知識を貸して頂けるとか、何らかの強みを持っていれば良いと思います。しかし、もし、今まで単にPGとして指示されたことだけを、ただ対応していたなど、工夫がなければ、年齢が高くなるにつれて敬遠されてしまうでしょう。私も自分のプロジェクトに新規メンバーを迎える際、面談する立場にありますが、40代ともなると、それなりの知見をお持ちであることを期待します。もし、20代、30代の方と大した変わらないスキルしかないのであれば、年齢の低い方のほうが素直に指示を聞いてくれますし、体力面などでも安心です。そういった意味で、マネージャ経験のある方であれば、サブリーダーの立場などとして頼りにできるなど期待できるということではないでしょうか。これからマネージャ経験を積むのが難しいかもしれませんが、今、貴方様が関わっているプロジェクトで、自分自身の仕事だけではなく、プロジェクト全体にどのように貢献できるのかということを考えながら、日々、仕事をしていければ、マネージャ経験はありませんが、このように貢献してきましたということをアピールできるのではないでしょうか?