リモートでの仕事について

本郷洋ITコンサルタント

おっしゃるとおり、在宅勤務制度が広がりを見せており、リモートで接続して自宅でシステム開発をしている方は増加傾向にあります。勤務先の会社が、リモート接続による在宅勤務を認める場合は、おそらく事前に労働組合と話し合いの場を持つはずです。労働組合が結成されていない会社の場合は、事前に社員に対して、どのようなケースの場合在宅勤務を認めるかという基準について説明があると思います。
私の知る限り、無条件にすべての社員に対して在宅勤務を認めている会社はありません。ご指摘のとおり、育児中の社員や親の介護が必要な社員に限定しているケースが多いようです。しかし、会社が制度化してリモート接続による在宅勤務を認める場合は、すでに会社側はメリットとデメリットの両方を比較検討したうえで、条件付きで制度化するわけですから、一般社員がセキュリティについて心配する必要はありません。リスクについては、経営者や部長クラスの幹部社員が考えるべき事項です。
ただ、私が知る限りの話としては、在宅勤務者には重要な業務は任せていないようです。そういう点で、会社側としてはきちんとリスク回避をしているのだと思います。

ankimoシステムエンジニア（SE）

質問が3つあるかと思います。

1つめのリモートで仕事をしたいが、セキュリティ面で不安とのことですが会社できちんとしたルールを作りそれに則ればいいのではないでしょうか。
会社－自宅間を繋ぐ代表的な例としてVPNが挙げられます。こちらの通信方式を使えばある程度はセキュリティは保つことができるのではないかと思います。（ただし、完璧ではありません。このご時世インターネットセキュリティの世界に完璧は存在しません。）

2つめ、リモートでの作業についてですが、私は会社といるときと在宅しているときは何ら変わりない仕事をしています。
それは1つめの回答にある通りきちんと会社が定めたルールに則り在宅勤務をしているため在宅でも変わりない仕事を実現できています。
特別なセキュリティについてですが、強いて言えば在宅の仕事用のPCを会社に用意してもらい、そのPCは仕事でしか使っていません。なので特別なセキュリティとは言えないかもしてませんが、個人的には使ってないというルールがある意味セキュリティに繋がっているかと思います。（これも定めたルールの一部なんですけどね）

3つめ、WEB系の仕事の方が需要があるのかといわれるとそうとも言い切れません。
なぜなら今のご時世オンラインで繋がっているならば世界どこにいても同じような仕事ができると断言できます。
大事なのは需要と供給がマッチしているかだと思います。ゆめさんが得意な分野にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ユリノハナコプログラマー

＞セキュリティ面などを考えると全ての仕事を自宅でやるのはなかなか難しいのでしょうか。

会社の仕事を自宅で行うとセキュリティ的に危ないという発想がよくわからないんですが
具体的に何を持ってセキュリティ面に不安を感じているんでしょうか？

泥棒に入られてPCが盗まれたとか物理的な面でしょうか？

そういったことであればSSHでログインする時は必ずツーファクタ認証を使うなど
アカウントを保護したりしてますが、会社でも自宅でも同じです。SEだったらなおさら常識です。

在宅勤務というのは自己管理がしっかりでき、なおかつ技術力が高い人だったり
遠方に住んでいる著名なエンジニアを獲得できるのが最大のメリットだと思います。

ゆめさんのように結婚や出産でリモートで働かせてほしいというのは
なかなか難しと思いますが、交渉次第ではないでしょうか？

＞自宅ではどの程度の仕事をしているのでしょうか。

私も一時リモートワークで働いてましたがプライベートと仕事の区切りが曖昧になり
生活リズムが崩れてしまいました。仕事内容は職場にいる時と変わりません。
打ち合わせ等はskypeやchatworksを使って対応してました。

＞在宅で仕事をする場合はweb系の仕事(デザイン等)の方が需要がある

一般的にWebのデザインよりもプログラマのほうが稼げます。

以上になりますが、一般的なエンジニアが在宅勤務出来ることは殆ど稀だと思いますが
一度将来を見据えて社長に交渉してみ手はいかがでしょうか？