給料の査定基準について
376ページビュー2コメント私の働いている会社では給料の査定基準が特に決まってません。
近年エンジニア不足で奪い合いのために、年収を上げて募集をかけないと人材が確保できなくなってきました。そのため入社時期が遅い人ほど年収が高いという現象が起こってます。
おそらく働いている社員は、会社の募集要項を見れば気づいているとは思うのですが、なぜか交渉せずに黙って転職されるパターンが多いです。新しく入社したエンジニアの給料が、古くから働いている社員よりも高い場合に、皆さんの会社では給料の見直し等はありますでしょうか?
うちの会社だけが特別おかしいんでしょうか?
- 本郷洋ITコンサルタント
おそらくカナブンさんの会社は、資本金が5億円未満の会社なのだと思います。資本金が5億円以上の会社に対しては、会社法という法律で内部統制システムの構築が義務付けられており、その一環として、公平公正な人事評価システムの構築が求められたり、給与テーブルも含めた人事制度の構築も求められるからです。
同じ年齢で同じ役職であるにもかかわらず、在籍年数の長い社員の給料が低く、在籍年数の短い社員の給料が高いのであれば、カナブンさんの会社には給与テーブルがないし、人事制度もないのだと思います。このため社長をはじめとする経営陣の考えひとつで、採用する社員の給料を高めに設定することもできますし、低めに設定することもできてしまうのだと思います。
これ自体は、法律違反ではありません。しかし、明らかに公平感を欠いているように思われます。
この状態が続いているということは、カナブンさんの会社には労働組合が結成されていないのだと思います。労働組合が結成されていれば、在籍年数の長い社員に対して不利益な扱いをしているということを経営側に申し入れて、待遇改善を求めているはずです。
在籍年数の長い社員の皆さんの不公平感が高まっているのであれば、まずは労働組合を結成して、経営側に待遇改善や、公平公正な人事制度の構築を求められてはいかがでしょうか。 - ゆうとプログラマー
カナブンさんの会社では、本当に査定基準が全く決まっていないのでしょうか。それとも査定基準が曖昧でありカナブンさんが査定基準について把握できていないということを指しているのでしょうか。
前者でも後者でも問題ですが、後者の場合ならば、まずは査定基準を開示してもらうことから始めることが出来ます。
どちらの場合でも同年代の給料が低い方々がまとまって行動することが一番効果的だと思います。データとして若いエンジニアの給料の情報、他社の情報など多くのデータを集めれば説得力のある交渉が出来ます。
いまのカナブンさんの給料の状況は明らかにおかしいですし、今すぐに動くべきだと思います。私の場合でも引き抜きなどで人数が減ったことや、私たちが交渉したことにより、ある程度給料が上がりました。
そもそもこのような状況の会社は従業員のことをしっかりと考えているとは思えないので、私がいちばんカナブンさんにおすすめしたいのは転職することです。