- ベストアンサー!ゆめシステムエンジニア(SE)
SEから一時期ヘルプデスクの職に就きました。
SE自体は激務で身体を壊したこともあり、給料が下がってもよいから残業を減らしたい。でも技術的な知識も生かしたい。という理由で、ヘルプデスクを選択しました。
個人的にはこの選択は正解だったと思っています。
業界未経験でヘルプデスク職に就く方も多いので、技術職を経験している方にはアドバンテージがあります。
また、サポート時間が決まっているため、残業もほとんどありません。
SEだった頃は残業代や深夜手当で高給だったため収入は減りましたが、基本給は前職とほとんど変わりません。ヘルプデスクと言っても様々だと思うので一概には言えませんが、前職の経験を生かして、本人が望めばキャリアアップもできる職場でした。
残業がないため、自分の時間が多く取れるようになりました。
その時間で前から勉強したかったweb開発の知識を身につけて、現在はweb系の会社で働いています。ヘルプデスクとして働いた時期は本当に充実していました。
今まで身につけた知識を生かすためにも、ヘルプデスクという選択肢はおすすめです。
また転職するにしても、技術職と事務職の中間のようなイメージなので、プラスになると思いますよ。 - 本郷洋ITコンサルタント
ITコンサルタントとして、さまざまな方を拝見してきています。キャリアダウンをされるということは、キャリアアップの道を自ら閉ざすという意味もあると思います。
転職してキャリアダウンをしたあと、その転職先の会社の業績が悪化して、再び転職活動を余儀なくされた場合の選択肢はかなり限定されることになると思います。採用面接では「なぜキャリアダウンしたのか?」と、その動機を尋ねられますし、自分の意思でキャリアダウンした人材は労働意欲の薄い人材と判断される傾向があります。
さらには、多くの会社が中途採用を実施するにあたっては、20代の若手や30代の中堅の人材を欲しがりますから、40代以上の年齢になってからでは、かなり厳しい状況となる確率が高いです。
何が起きても、定年まで働き続けることができる状態にしておくという観点では、キャリアダウンはお勧めできません。プログラマーとして仕事を続け、さらにシステムエンジニアとして上流工程を経験したり、プロジェクトマネージャーを経験することによって、年齢が50代になっても仕事に困ることはないのだと思います。
勤務先の会社がいつ業績不振に陥り、転職を余儀なくされるかは誰にもわかりません。生き残るという観点で、検討されることも非常に大切だと思います。