社員になった際の業務について
173ページビュー3コメント一般的な職業だと、人が足りなければいつもやってる作業とは違うことをおこなったりしますが、仮にSEとして社員になった場合でも他の作業をおこなったりしますか?
もし他の作業もおこなうという場合、どういったスキルを磨いておけばいいでしょうか?
入ってから覚えるというのもわかりますが、個人的には前もってある程度の知識はつけて仕事をしたいので、このスキルは持っておくと良いかも知れないという物を教えてください。
- ベストアンサー!ゆめシステムエンジニア(SE)
一括りでSEと言っても、企業によって業務内容が全く異なる場合があります。
上流工程のみをやる場合もあれば、要件定義はせずにプログラムを組んだり保守のみをする場合もあります。
具体的に「このスキル」とピンポイントで言うのは難しいですが、絶対に身につけていた方が良い知識はお客様の業務知識です。
仮にお客様が金融系で銀行の場合、銀行で使われる金融系の専門用語は把握しておくべきです。
要件定義をする場合、お客様からヒアリングを行いますよね。
その際にはお客様が使う言葉の意味を正確に理解し、お客様が抱える問題点を見つけ、それをシステムで改善する方法を考えなければいけません。
下流工程にのみ関わる場合でも、各種ドキュメントや処理の内容にそういった専門知識が必要な場合があります。
本当に専門的な部分は業務に携わってから学んでも遅くはないですが、システム側でも覚えることがたくさんあると思うので、お客様の業界の一般的な知識はあらかじめ勉強しておくと、入社後スムーズに業務に関われるのではないでしょうか。 - 本郷洋ITコンサルタント
勤務されている会社によって事情が異なると思います。
例えばソーシャルゲームを開発している会社が、なかなか売上高が伸びないために赤字経営が続き、他のビジネスに進出する必要に迫られることがあります。その場合は、中途採用されて正社員として入社したときには「キミにはゲームの開発をやってもらう」と言われても、会社の方針で、グループウェアの開発や、データベースの構築など、入社時とは予想に反した業務を担当する可能性はあります。しかし、会社そのものの存続がかかっていますから、ゲーム開発以外の仕事をやりたくなければ自主的に退職するしか方法はありません。
また、多くの業種からシステム開発を受託する会社に勤務している場合は、エンジニアとしての技術的な知識だけ持っていれば良いというわけではありません。世の中には、銀行系の業務処理システムや、証券会社の取引関係のシステム、インターネット上の商取引システムなど数え上げればキリがないほど多様なシステムが存在します。管理部門系のシステムならば、人事関係の給与処理システムや、会計処理のシステムもあります。このため、日ごろから、さまざまな業種の業務処理について関心を持ち、本を読んだりインターネットで調べるなどして知識を蓄積しておくことが重要です。
それに、技術の知識と、さまざまな業務知識を兼ね合わせて持っているシステムエンジニアが、上流工程を任されるようになります。 - sackhamシステムエンジニア(SE)
私はシステムエンジニアとしての経験が12年ほどありますが、同じ作業をやっていることの方が少ないです。ある時は、設計をやったり、コーディングをしたり、提案資料を作ったり、お客様の現場を見学してヒアリングしたり、コンサルタント的なことをやったりなど、SEとしての仕事は非常に多岐に渡ります。その中で一番必要と感じたことは、プログラミング能力はもちろん、問題解決能力が何より必要と思います。お客様の業務上の問題点を洗い出しシステム化したり、プロジェクトの進捗が芳しくない場合は、何が問題でプロジェクトがうまく進んでいないのかという問題を解決したりなど、日々、問題を解決し続けることこそが、SEとしての宿命です。先輩社員がいるうちは、先輩が問題を解決するための手段を考えて、その作業を切りだして、あなたに任せるかもしれませんが、自分自身が上にたったときには、自分が問題を解決する手段を考えなければなりません。また、上に立つ立場でなくても、問題を解決するための提案をしてくれる部下がいてくれると非常に助かります。もし、本気で学ぶ気があるのであれば、齋藤 嘉則著の問題解決プロフェッショナル―思考と技術で学習することをお勧めします。