ホワイト企業の見分け方
760ページビュー2コメントエンジニアに特化した転職サイト複数に登録しております。
3社ほど話を聞きたいというメッセージを頂いたので、履歴書なしの面談を行いました。私には人と比べて学歴があるわけでもなくGitHubで有名なオープンソースのライブラリに貢献しているわけでもないので3社とも出向という形でなら採用を考えると言われました。
面談するにしても交通費や時間もかかります。社員を出向先でそのまま常駐させるような会社では働く気はないのですが、残念ながらこういった会社が多いのが事実です。
転職サイトへ登録しているエンジニアの方に聞きたいのですが、スカウトのメッセージを見る時にその会社がホワイト企業であるかどうか判断する基準みたいなものはありますでしょうか。会社の評判を調べる方法などがありましたら教えていただきたいです。
- ベストアンサー!本郷洋ITコンサルタント
スカウトのメッセージを読んだだけでは、その会社がホワイトかブラックかは、わかりません。
ホワイト企業であるか否かをチェックする方法としては、その会社がブラック企業であるか否かをインターネットで調べるのが効果的です。
例えば2ちゃんねるで、多くの悪口や不平不満が書かれていれば、ブラック企業である可能性が高いです。また「転職会議」や「Vorkers」「カイシャの評判」に登録して、その会社に在籍していた人たちが、どのようなコメントを残しているかチェックされることも強くお勧めします。ただし「カイシャの評判」については人材紹介エージェントが運営しているサイトですので、悪い情報はほとんど掲載されていない可能性が高いです。
あとは、やはり実際にその会社を訪問し、採用面接をとおしてどのような会社かを判断することは、ある程度可能だと思います。採用面接の場で、面接官が上から目線で横柄な態度をとってきたら、少なくともホワイト企業ではありません。
あるいは、社内が整理整頓されていたり、トイレが清潔であればホワイト企業の可能性があります。逆に、社内が雑然としていたり、トイレが汚れていればブラック企業の可能性があります。
ただし、人材を雇う側の立場に立てば、目立った職務経歴を持たない人物をいきなり正社員としては雇用するわけにはいきません。外部の人材という形で働いてもらいたいという判断となります。いったん出向という形でキャリアを積んで、それから、正社員としての仕事を探されたらいかがでしょうか。 - 13日金曜日のJSONフロントエンドエンジニア
今はITエンジニアの不足にともなって、ITエンジニアの派遣事業の需要が高まり続けているので、一昔前と比べ転職サイトには派遣会社が増えているかと思います。
スカウトしてきた会社のサイトの事業内容(大体会社概要や事業内容というページに記載されています)を調べ、「システムインテグレーション事業」「システムエンジニアリング事業」「アウトソーシング事業」といったキーワードがあれば、派遣会社である可能性が高いです。
ちなみに派遣先=顧客側への体裁もあるため、これら派遣を行っている事実が伏せられていることは殆どありません。(大きな顧客を捕まえて与信調査を通していくために、人材派遣事業をやっていることを匂わせておかないといけない。)現在は特定派遣と一般派遣という2種類の派遣契約があります。免許番号は以下のような感じで各社コーポレートサイトに掲載しています。
一般派遣免許の例:般13-123456
特定派遣免許の例:特13-123456特定派遣は比較的簡単に取得することができる免許です。しかし一般派遣は資本金や事務所が最低水準でない状態などが求められます。つまり一般派遣免許を取得している会社は、取ろうとして取りに行かないと取れない免許であるため、本腰を入れて派遣を行うために免許を取得している会社、と判断することができます。(もちろん全部の企業がそうというわけではありません。)
そして派遣法が改正され特定派遣の概念は無くなります。
これまで特定派遣という簡単に取得できる免許でよかった会社も、一般派遣の取得条件を満たさなければいけません。零細ブラック企業にはかなりきつい条件です。すなわち派遣免許を取得できない零細派遣企業で溢れかえってくると思われます。
強引な「派遣という実態」を継続するために、派遣契約ではなく業務委託契約をメインにしたアウトソーシング事業を行う企業が増えてくると思われます。所定日以降に派遣免許を取得または免許更新した派遣会社は「派13-123456」という表記になるそうです。(ここ最近の話なので、派の表記になっているのであれば派遣免許取得or更新したての会社と判断できます。)
むしろ今後は「派」の記載がある派遣会社は、そこらにあるソフト会社や受託開発会社よりも、圧倒的にホワイトな派遣会社と考えてよいかと思われます。