オブジェクト指向スクリプト言語として海外で多く使用されているプログラミング言語の「Python」。特に海外では近年Pythonによる開発が急速に増加しているということもあり、日本でも徐々に広がりをみせています。
今回はこのPythonについて、初心者でも気軽に学習できるサイトをいくつかピックアップしました。活用が広がっている背景や実現できることなどに加え、学習におすすめのサイトの特徴などをご説明します。
プログラミング言語、Pythonとは?
Pythonの特徴として最も知られているのは、コンパイル不要ですぐ実行できる点と文法が必要最小限に抑えられている点です。慣れれば使いやすく、エンジニアにとって易しい言語であるといえます。
また、各種モジュールなどが充実していることもあり、スマートフォンのバックエンドでは積極的に取り入れる企業が増加中です。メジャーなアプリだとInstagramやDropboxがPythonによって開発されています。
なぜ今、Pythonが求められるのか?
Pythonは数あるプログラミング言語のひとつですが、世界でもPythonはプログラミング言語のシェアを急速に伸ばしています。
TIOBE Softwareが2019年2月期に実施した検索エンジンの検索回数に基づく人気調査では、javaが15,876%で第1位、C言語が12.424%で第2位、これらに次いでPythonは7.574%で第3位という結果でした。さらに、前回調査からの伸び率では+2.41%と、20位圏内に入っているプログラミングの中で最も高い伸び率を見せています。
参考:(https://japan.zdnet.com/article/35132862/)
現代では、様々なテクノロジーが生活や商品、サービスに組み込まれていますが、なかでも、人工知能やAIを活用したデータ分析などはこれからの産業にとって重要になると予測されています。様々なプログラミング言語の中でも、Pythonは人工知能分野で非常に開発しやすい言語とされています。Pythonを用いることで機械学習やディープラーニングが手軽に行えるようになるため、Pythonを用いた開発が増加しているのです。
Pythonで何ができるの?
Pythonを用いることで実現できることを具体的にご紹介します。
Pythonは先ほどもお伝えした通り、人工知能やAI関連、機械学習といった近年注目されている分野に強い言語で、特にライブラリが充実しています。
ライブラリとは、汎用性の高い処理、簡単に言えば関数や便利な機能をまとめたもので、Pythonにおいてはパッケージとも呼ばれます。Pythonでは、標準で備わっているライブラリのほか、AIに特化した外部ライブラリが豊富です。
大量のデータを収集・分析し、そのデータを価値に変えていくプロセスで使用されるAIやディープラーニングの実装は、非常に難しそうなイメージを持たれることもありますが、Pythonのライブラリを活用することで開発のハードルが下がります。
人工知能やAI以外でもPythonを活用できます。WebアプリケーションやWebサービスの開発や、生産性向上に役立つ業務効率化ツールの開発も盛んに行われています。ほかにも、IoTやネットワーク・サイバーセキュリティプログラミングといった用途でもPythonは使われています。
Pythonのバージョンに注意。2系と3系の違い
成長性の高い分野で活用されており、開発もしやすいPythonですが、バージョンには注意が必要です。Python2系は2020年でサポートが終了するため、これからPythonの学習を始める場合はPython3系を選択するのがおすすめです。
2系から3系への変更点はいくつかあります。たとえば、long型は廃止となりint型として扱われることや、print文がprint()関数となることなどです。技術の進化が速い時代であり、初心者としてPythonを始める場合もトレンドへのアンテナを張っておくことも大切です。
Python初心者は無料のサイトや書籍で学んでもよい?
Python初心者が学習を開始するにあたり、どのように進めるか迷う方も多いでしょう。
現代では従来のような書籍や学校での学び方だけでなく、インターネット上でも学習を進められる環境が整ってきています。無料でも十分に学べる学習サイトや動画が多くありますので、これらを利用して学習するのも効果的です。もちろん、書籍を活用してじっくりとPythonを学習するのもおすすめです。自身に適した学習法を試しながら見つけてください。
将来性のある言語Pythonを学ぼう
フリーランスエンジニアにとってPythonは、まだ仕事自体がそれほど多くないためなかなか習得に手を付けられない言語のひとつではないでしょうか。しかし、海外での開発を見る限り、今後Pythonを利用した案件が徐々に増えてくるものと思われます。
ちょっとした空き時間などを利用してPythonを習得しておくのもフリーランスとしての将来性を広げてくれることでしょう。参考までにPythonを仕事につなげると下記の様な案件でフリーランスとして働くことができます。
最後に、フューチャリズムとは?
最後までご覧いただきありがとうございます。
フューチャリズムは、フリーエンジニアの方々を対象に案件をご紹介するエージェントサービスです。常駐型案件を多く揃えており、安定した収入を得るお手伝いをするとともに、さまざまな特徴で多くのフリーエンジニアから利用されています。
1.キャリアビジョン優先型のエージェント
フューチャリズムとは、キャリアビジョン優先型のエージェントサービスです。「フリーエンジニアとしてキャリアアップが難しい」という不安を払拭するために立ち上げたサービスになります。
ITエンジニア市場における「自身の価値」、「強みを把握し」、「どのようなスキルがマーケットから必要とされているのか」等の情報収集ができていない方がいるので、現状のキャリア、スキルを踏まえ、より伸ばしたほうが良いスキル、そもそも軸にするべきスキル、キャリア転換のアドバイスを行っています。
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