業務委託のフリーエンジニアとして働く際に重要な2つのこと

    業務委託として働くエンジニアが増えている

    業務委託 オフィスワーク

    近年ではますますエンジニアの需要が高まっています。それもそのはず、社会の第一線で活躍する企業の数に対して、エンジニアやプログラマといった職業はまったく足りてないという現状があるからです。

    経済産業省の調べによると、IT人材の深刻化は今後もどんどん進み、企業は優秀なエンジニアを求めて八方手を尽くしています。

    IT人材の現状
    IT人材の供給動向の予測と平均年齢の推移(経済産業省)

    フリーランスになるエンジニアが急増

    一方でエンジニア側は、会社員として働き方や時間が制限される環境ではなく、自由なスタイルを求めて独立する人が多いというのが現状です。

    フリーランスのエンジニアに対して、月に80万円~100万円といった額を提示する企業も多く、ある程度の実力があるエンジニアならフリーランスの方が旨味があるのです。

    会社員エンジニアが抱える不満

    • やりたい仕事ができない
    • 社内の対人関係が不満
    • 頑張っても評価につながらない

    こんな不満を抱えながら仕事をしているエンジニアも多いのではないでしょうか。もしも現時点でこうした状況下にあるなら、「フリーランスのエージェントサービス」を使うのも良いかもしれませんね。

    市場規模は20兆円!フリーランス時代へ

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    ランサーズ フリーランス実態調査

    2018年にランサーズが実施したフリーランス実態調査によると、フリーランスの市場規模は実に20兆円。過去3年でフリーランスとして活躍する人の数は200万人以上も増え、その勢いはとどまる所を知りません。

    フリーランスとして働く人は、在宅で仕事をこなす人と、業務委託として客先で仕事をする人に分かれます。エンジニアの場合は、多くが業務委託として客先で働くことになります。

    業務委託とはどういう仕組みか?

    フリーランスで働くうえで、業務委託という契約の仕組みはきちんと覚えておかなければいけません。まずは業務委託という言葉の意味から確認しましょう。

    正社員のように直接の雇用ではなく、あくまでも委託された内容の仕事をこなすという位置づけになります。

    「請負契約」か「委任契約」か

    業務委託契約は、法律上の棲み分けでいうと「請負契約」か「委任契約」かに分かれます。おおまかな違いは以下のようになります。

    委任契約とは

    • 決められた時間だけスキルを提供する契約
    • 作業の時間や期間により報酬が決まる
    • 作業を完成させる義務はない

    請負契約とは

    • 受注した作業を全て完了させる契約
    • 仕事を完遂させることで報酬を得る
    • 成果物を納期までに完了させる義務がある

    フリーエンジニアの多くは「準委任契約」として働く

    一般的にフリーランスがエージェントを介して案件を紹介してもらい、客先に常駐して業務委託として働くというスタンスの場合は「準委任契約」となります。

    準委任契約

    フリーランスとして働く人の多くは、「エージェントサービス」を使って案件を獲得することになりますが、この場合でも契約はエージェントを交わすこととなります。

    そして、発注元の企業との契約に関しては、フリーエンジニアが交わすのではなくエージェントが交わします。つまり、フリーエンジニアは発注元の企業とは直接の契約は交わさないのです。

    業務委託として働くメリット

    コーヒーと雑誌と花

    フリーエンジニアとして業務委託で働くか、会社員エンジニアとして安定収入を得るか、現時点で岐路に立っている人もいるかもしれません。

    独立して自由な働き方を目指す前に、業務委託として働くメリットとデメリットを確認しておきましょう。

    自由度が圧倒的に高まる

    会社員エンジニアとして働いている間は、会社から振られた仕事は基本的に断らずにやらなければなりません。それ以外にも、時間・服装・社内規定など、就業規則というものがあるので、何かと制限されてしまいます。

    一方で業務委託として働くフリーエンジニアは、曜日・時間・働き方の面で自由度の高い働き方をすることができます。請け負いたくない仕事をムリしてこなす必要もありませんし、時間に縛られるストレスも軽減されることでしょう。

    自分の実力が正当に評価されやすい

    「頑張ってるのに給与があがらない」という悩みを抱えている会社員は少なくありません。もしくは「自分よりスキルの低い人が自分より多く給料をもらっている」というパターンもあるかもしれません。

    一方で業務委託で働くとなると、自分のスキルときちんとエージェントにアピールすることで、正当な評価をしてもらいやすくなります。

    もちろん、フリーランスとして活躍する中で新たな知識を身につければ、より高単価な案件も受注できるようになるでしょう。

    業務委託として働くデメリット

    書類と電卓

    もちろん業務委託として働くことは、メリットばかりではありません。人によっては会社員のままでいた方がいいケースもあるでしょう。

    「本当に独立してフリーランスとしてやっていけるのか?」と悩んだら、まずはフリーランスエージェントに相談してみるのも手ですが、先に業務委託についてのデメリットを把握しておきましょう。

    契約などの手続きが面倒

    会社員であるうちは、会社が全ての手続きをやってくれたはずなので、ある程度は仕事に集中することができたはずです。しかし、フリーランスとして業務委託の仕事を受けるなら、各種手続きを自分でやらなければなりません。

    仕事の契約手続き、確定申告、個人事業主としての手続きなどは、思いのほか大変に感じるはずです。慣れれば大したことはないと感じる人も多いようですが、フリーランスになるなら、これらの手間が発生すると覚えておいてください。

    継続して案件受注できない可能性がある

    会社員(とくに正社員)であれば、雇用契約が続いている限りはいつまでも仕事をすることができます。しかし、フリーランスは仕事を自分で獲得する必要があります。

    これを自分でやろうと思うとかなり大変で、足で回って人脈を作らなければならないのはもちろん、個人として自分を売り込む営業力まで求められます。

    この作業を代行してくれるのが、いわゆる「フリーランスエージェント」です。案件をたくさん持っているエージェントが仕事を紹介してくれるだけでなく、案件参画後もサポート及び次回案件の調整まで動いてくれます。

    いうなら、フリーランスになるのならエージェントへの登録は必須というところですね。

    業務委託エンジニアの重要チェックポイント2つ

    チェックポイント

    業務委託としてトラブルなく円滑に働くためには、押さえておかなければならないポイントがあります。報酬の面や働き方の面で魅力的なフリーエンジニアですが、実際に独立する前には失敗しないコツを知っておくといいでしょう。

    契約内容をきちんと確認する

    業務委託として働く際には、例外なく契約書を交わす必要があります。仕事をするうえで、この契約書は本当に大切なものですので、内容をくまなくチェックしてからサインする必要があります。

    その際に重要なのは、今後の自分のフリーランス生活において支障が出ないかチェックすること、具体的にいうと、以下のような点をきちんと確認しましょう。

    契約書関係で確認すべきこと

    具体的な案件の内容・勤務時間・報酬などは、基本契約書ではなく個別契約書(注文書)の方に書かれている場合が多いので、必ず目を通すようにしましょう。

    また、最終的に成果物の権利が誰のものになるのかも確認が必要です。もちろん、事前の内容と相違がないかどうかも合わせてチェックしましょう。

    もっとも重要なのはエージェントの選び方

    業務委託として働くうえでもっとも重要と言えるのが、どのフリーランスエージェントサービスを使うかです。

    フリーランスになったらエージェントに登録する。というのは業界の常識になってきているものの、まだまだフリーランスエージェントというサービスは歴史が浅いのも現状です。

    「エージェントはどこを使っても大差はない」と考えている人もいらっしゃいますが、実はこれけっこう違うんです。

    エージェントの選び方

    エージェントとフリーランスにおいてもっとも重要なのは「信頼関係」です。業務委託として契約を交わすからには、本当に信頼と実績のあるエージェントを選ぶべきです。

    エージェントとフリーランサーは、将来的に長い付き合いをすることになるかもしれません。案件を紹介してそれで終わりではなく、仕事の現状把握や、改善のためのサポート、継続もしくは次の案件の紹介など、サービスの幅は多岐にわたります。

    冗談抜きにして、どのエージェントを選ぶかで報酬は大きく変わります。心身の安定まで変わってきますし、より理想に近い働き方ができるかどうかを追求することができます。

    フューチャリズムエージェントの紹介

    フューチャリズム

    最後に少しだけ、弊社サイト「フューチャリズム」のフリーランスエージェントサービスを紹介させてください。

    「フューチャリズム エージェントサービス」では、フリーランスとして活躍するエンジニア・プログラマを中心に、多くの人に利用していただいています。上場企業・大企業からの常駐案件を中心に、平均年収750万~の案件を幅広く取り扱っています。

    最短3日でアサインできるスピード感

    こだわっているのはとにかく「スピード感」。早くアサインしたいフリーランス側と、早く人材が欲しいクライアント様の希望を叶えるべく、スピード重視のサポートを実現。スキルマッチの精度を落とすことなく、理想の働き方を追求していきます。

    案件参画後も支援・継続率98%の実績

    実際の案件に参画後もフューチャリズムは完全支援。現場経験豊富なエージェントが仕事の状況を把握し、さらなる飛躍に向けてサポート。現状の改善や次の案件探しまで、どんなことでも御相談いただけます。

    とにかく現場第一主義、フリーランサー第一主義を掲げ、これまで3,000名以上のIT/WEBエンジニアとマッチングを実現してきました。1人1人違ったキャリアを持っているフリーランスのみなさまにヒアリングをしっかりおこない、ほんの1ミリでも困ったことがあったら何度でも相談に乗り、最適な案件をご紹介していきます。

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