2016年から、一億総活躍社会を実現するための改革の目玉政策として「働き方改革の推進」が議論されてきました。国や地方自治体、そして企業をも巻き込み新しい働き方のあり方や支援策などが次々と発表されています。
そんな中、新しい働き方の一つとしてフリーランスの存在に注目が集まっています。企業や組織に属さず自分のスキルで生計を立てていくフリーランスに憧れる若者も多く、新卒フリーランスなる言葉も生み出されるようになっています。
中でも急速なIT・Webテクノロジーの発展に伴い、これまでにない新しい形のフリーランスが続々と誕生しています。
そこで今回はIT・Web系フリーランスの職種と仕事内容の紹介と、各職種の人達がフリーランスとして高収入を得るための必要ノウハウを紹介します。
IT・Web系フリーランスの職種は幅広い
IT系あるいはWeb系に携わるフリーランスにもさまざまな職種があります。
一般的にはエンジニアやプログラマといった職種が良く知られていますが、実はそれ以外にも多くの職種が存在し、各分野でフリーランスとして頑張っている人たちがいるのです。
もちろん、フリーランスとして活躍していくためには、高い専門性やスキルとあわせて、才能や努力、人脈など多くの要素が必要です。
そして個人の持つ高い専門性やスキルなどを活かすにはIT・Web系業務が適しているため、必然的にこの分野に携わるフリーランスの数が増加傾向にあります。
IT・Web系フリーランスの職種
では具体的な職種について見ていきますが、大まかに分けると以下の3つの職種に分類されます。このあたりは明確な線引きがないので、人によっては複数の職種に対応できるという場合もあるでしょう。
【1-1】Webデザイナー
美しく見やすいWebページやロゴデザインを作成する仕事です。
クライアントの要望を活かし、SEOなどにも配慮した上でアクセス数が増えるような工夫を凝らしたサイトを作成します。デザインセンスや色彩感覚に優れており、時にはコンサルタントとしてクライアントにデザインのアドバイスをすることもあります。
【1-2】グラフィックデザイナー
Web上に載せるイラストや人物・背景などを描くのがグラフィックデザイナーの仕事です。
ゲームアプリ制作などで活躍する機会が多く、大規模アプリ制作などでは多くのグラフィックデザイナーの手を必要とします。通称「絵師」と呼ばれる人物イラスト専門のデザイナーもグラフィックデザイナーに含まれることがあります。
【1-3】コピーライター
ECサイトなどで、商品が売れるためのキャッチコピーを考えたり説明文を考えたりする仕事です。短い言葉でどれだけ商品の魅力を伝えることができるかというセンスが問われます。
また、近年Web専用の動画を公開する企業も増加しています。その際は動画のナレーションなどを考えることもあります。
【1-4】Webライター
グルメメディア、旅行メディア、求人メディアなど、多岐にわたるWebメディアのコンテンツを製作する仕事です。
人に読ませる文章力やSEOを意識した文章校正力を問われます。また、取材や撮影を伴うこともあり、コミュニケーション能力やカメラスキルが必要になることもあります。
高収入を得るポイント
高額案件を「自分で探す」
- デザイナーやライターが高単価の案件を探すには、割のいい案件を自分で探す方法が現実的。紹介案件や継続案件もありますが、基本的にはクラウドソーシングや営業などで自分で獲得するしかありません。
【2-1】エンジニア
システムエンジニアやネットワークエンジニア・セールスエンジニアなど、IT・Web業界ではさまざまなエンジニアが活躍しています。なお、エンジニアの職種によって細かく業務内容が規定されています。
【2-2】プログラマ
システムエンジニアが作成した仕様書に基づきプログラミングする仕事です。システムエンジニアの下流工程を受け持つこととなりますが、時にはシステムエンジニアと兼務することもあります。
【2-3】Webコーダー
Webコーダーの主な仕事は、Webデザイナー作成した原案をベースにWeb上で閲覧できるように成形する作業を行うこととなります。デザイン原案にあわせて適切なプログラミング言語やCMSなどを駆使してサイトを作り上げる能力を必要とします。
IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使いこなすスキルも必須です。
高収入を得るポイント
高額案件を「エージェントに紹介してもらう」
- フリーランスとして活躍するエンジニアやプログラマの多くは、フリーランスエージェントに登録して、高単価の案件を紹介してもらうのが一般的です。優良企業と太いパイプを持つフリーランスエージェントは、フリーになったらまず最初に登録すべきサービスと言えます。
【3-1】ブロガー
ブロガーは、自ら情報発信用のブログを持ち、ブログに魅力的な記事を書くことで広告収入を得ることが仕事となります。魅力的な記事を書くためにはマーケティングスキルや文章力を必要とします。
また、ブログだけで生計を立てるにはかなりの努力が必要であるため、他の業務と兼務することが多いといえます。
【3-2】アフィリエイター
ブロガーと似ていますが、アフェリエイターはオウンドメディアに掲載したアフィリエイト広告によって収入を得ている人を指します。
読者をより多く広告主サイトへ誘導し購入してもらうという工夫が必要になりますが、度を超すと途端に誰からも見向きをされなくなるという側面もあります。
また、商品レポートなども手掛けることがあるため、レポーターとしてのスキルを必要とする場面があります。
高収入を得るポイント
とにかく継続してコンテンツを作ること
- ブロガーやアフィリエイターは、始めてすぐに結果は出ず、早くても半年くらいかかります。その期間で心が折れてしまっては元も子もないので、成果が出ない期間でも辛抱強く続けることが大切です。
自分のスキルと照らし合わせてマッチした職種を選ぼう
IT・Web業界の仕事にはこのように多くの職種が存在します。どの仕事も専門知識や高いスキルを求められるため、フリーランスとして生計を立てていくためには相応の努力が必要です。
しかし、会社員の仕事選びと同様、現在のスキルやこれまでの実績を棚卸した上で、自分に適している職種から始めてみるのも一つの方法です。
大手転職サイトなどにある適職診断などを活用し、自分に向いているフリーランスの道を探ってみるのもよいでしょう。
フューチャリズム「フリーランス支援サービス」の紹介
IT・Web系業界では、現在でも数多くのフリーランスが活躍しています。中でもエンジニア・プログラマ・コーダーなどは、フリーランスエージェントを使っています。弊社サイト「フューチャリズム」の運営するフリーランス支援サービスもその1つです。
お仕事案件の紹介だけでなく、フリーランスとして活躍する人の支援を全般的におこなっており、以下のようなメリットがあります。
フューチャリズムエージェントの魅力
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会社員からフリーランスになる時は、さまざまな不安があることと思います。高単価案件の紹介から、独立のための手続き、各種納税手続きなども含めて、私たちが全面的にバックアップします。過去実績なども公開していますので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
市場自体が未だ拡大途上にあるため、今後も多くのフリーランスがこの業界に携わり、新しいサービスや商品を生み出していくことでしょう。
フリーランスとしての第一歩をIT・Web系業界でと考えている方は、今回の記事を参考に自分に適した職種や得意なスキルを活かした仕事に向けて積極的にチャレンジしてみてください。
フリーランスとして活躍する人の数は、2015年から2018年にかけて200万人以上も増加しています。多くの人が自由な働き方と高収入を求めて独立しているのです。中でもIT業界の発展はめざましく、技術を持っている人ほど有利な時代が訪れています。