Unityはゲームクリエイターにとっては必須ともいえるゲームエンジンです。マルチプラットフォームに対応しており、世界で最も多く使われているといわれています。
開発場面だけでなく、強力なアナリティクス機能やグループワーク機能も兼ね備えた開発ツールとして業界をリードしていますが、Unityの名前は知っていてもマスターするには何から勉強を始めれば良いのかわからない方も大勢いるでしょう。
そこで今回は手軽にUnityが学べるサイトをいくつかご紹介し、スキルアップに役立つ情報を提供します。
Unityを学ぶとこんなことができる
Unityとは、サンフランシスコに本社を置くユニティ・テクノロジーズ社が提供するゲーム開発用のプラットフォームです。
3D/2D 描画やサウンド再生、ユーザーインターフェースの構築など、ゲームを作るための統合開発環境として非常に優れたツールであるといわれており、比較的簡単にゲームを製作できるという点が特徴となっています。
特にプログラミングを必要とせずに開発が可能ですが、オリジナリティを追求するならJavaScript・C#・Booという3つの言語を習得する必要があるでしょう。
Unityが学べるサイト4個
Unityを活用すれば比較的簡単に3Dゲームを製作できるとあって、フリーランスのエンジニアの間で高い人気を誇っており、実際Unityを使って開発されたゲームアプリがgoogleストアなどで数多く販売されています。
そんなUnityですが、講座などを実施している教育機関があまり多くありません。初めてこのスキルを学ぶにはオンラインでの学習がベストです。以下、オンラインでUnityをイチから学ぶことができるサイトをご紹介します。
1. Unity 入門(Unity公式)
Unity公式サイト内にあるマニュアルページです。Unity のダウンロードおよびインストール方法からきれいなグラフィックスの表現方法、アニメーションからVR設定まで、開発時に役立つマニュアルを一通り網羅しています。
公式サイトであるため、他にもチュートリアルやライブトレーニングについてのページも設けられており、Unityユーザーであれば必ずブックマークしておくべきサイトです。
2. ドットインストール – Unity入門
エンジニアにはおなじみのオンライン講座ドットインストールにあるUnity講座です。全26回で構成されており、Unityの概要から視点操作やMaterial追加といった開発ノウハウまでラインナップされています。
また、後半では「実際にボールゲームを作ってみよう」という内容もあり、より実践的に学ぶことができるでしょう。
3. OpenBook – Unity入門
Unityの導入から基礎的な操作、簡単なピンポンゲームの作成までを豊富な図や写真とテキストで解説しているのがこのOpenBook – Unity入門です。
後半ではパズルゲームの制作課題があり、ボーナスタイム設定などは実際のコードを載せているのでわかりやすく、順を追って学習していけばUnityについて問題なく習得できる内容となっています。
4. おもちゃラボ
「60分で作るシューティングゲーム」や「Unityのシェーダでノイズを作る」といった企画を連載しているブログです。実践的な内容がメインであり、基礎を習得し応用を学びたいという人向けのサイトとなっています。
Unityユーザーが直面する疑問点なども事例を挙げて解説しているため、さらにステップアップしたい人にとっては学ぶことが多いサイトです。
5. 【別枠】フリーエンジニアマニュアルプレゼント
これからフリーエンジニアもキャリアの中の一つと考えているのであれば、しっかりとフリーエンジニアについての市場感や自分の市場価値についても把握しておきましょう。
数千名のフリーエンジニアの支援を実績したからこそ、多くの事例を掲載しています。フリーエンジニアのキャリアを考えている方は参考になると思うので、是非ご覧ください。
Unityエンジニアの案件も増えている
スマートフォンの普及に伴い、特にモバイルゲームアプリ市場は右肩上がりの成長を見せています。それに伴って、開発エンジニア不足が深刻化しており、Unityエンジニア募集案件が非常に増えているのです。
フリーランスエンジニアであれば、Unityをマスターしておくことでこれら開発に携わることが可能となり、自身の仕事の幅を広げることができますね。
おわりに
Unityは、ゲーム開発のみならずVR技術にも応用されています。ゲーム以外の世界に広がるVR技術はこの先さまざまなアプリが開発され、ますます市場が広がっていくでしょう。
Unityをマスターするなら今がチャンスです。これらのサイトを参考に、Unityをマスターして新しいフィールドへチャレンジしてみてはいかがでしょうか。