【会計業務の効率化】フリーランスにおすすめのクラウド型会計ソフト3選

    フリーランスとして働く際は、事業の収支内容をまとめる・確定申告を行うために帳簿付けが必要になります。しかし、経理業務に対して知識がないため、多くの時間と労力を使っている人も珍しくありません。
    フリーランスにとって時間は貴重なもの。会計作業で本業の時間を無駄に消費したくないですよね。そんなフリーランスの方々に向けて、「クラウド型の会計ソフト」をご紹介します。やり方さえ理解すれば、後は毎年スムーズに会計処理を実行できますよ。

    帳簿付けや確定申告の書類作成に困るフリーランスは多い

    男性

    フリーランスはクライアントや企業と交渉して目の前の依頼に全力を尽くすもの。その認識に間違いはありませんが、実は帳簿付けや確定申告といった後で出てくる会計業務もフリーランスの大切な仕事です。
    日々の仕事と違って地味な作業ですが、その重要度は高く、一歩間違えると大きな問題になることもあります。帳簿付けや確定申告の書類作成など、苦手意識が抜けないまま続けている人は多いでしょう。

    会計知識の有無が「脱税」を招く可能性も

    フリーランスは会社員と違って、税金の計算や支払いを自分で行わなければなりません。その際は、会計知識を活用して正しく「確定申告」をする必要があります。しかし、会計に関する知識を持っている人はそう多くないため、少しの勘違いから脱税をしてしまう危険性は否定できません。
    脱税は罰金刑に加え、悪質と判断されれば懲役もあり得ます。些細なミスからそういった結末を迎えないように、フリーランスは会計処理に慎重になるべきでしょう。

    会計ソフトを使えば簡単かつ効率的に会計処理ができる

    書類

    いきなり確定申告などの会計業務をしようと思っても、なかなか思い通りにはいかないでしょう。そこでおすすめなのが専門の「会計ソフト」です。簡単でさらに安全性も高い会計ソフトであれば、フリーランスの仕事に集中しながら会計業務を行えるでしょう。
    会計ソフトは非常に便利なツールですが、フリーランス全員が知っているわけではありません。会計業務に悩む前に、ぜひ会計ソフトについてチェックしておきましょう。

    インストール型よりクラウド型がおすすめ

    会計ソフトには、「インストール型」と「クラウド型の」2種類があります。どちらも同じ機能を持ちますが、これから購入する人にはクラウド型がおすすめです。
    インストール型は直接店舗に買いに行く必要があるため、手元に届くまでに時間がかかります。さらにその後もアップグレードのたびにいちいち買い直さなければならないため、長期的にはデメリットが多いです。一方で、クラウド型であれば、パソコンの前に座っているだけですべての作業が完結します。フリーランスが利用するのなら、断然クラウド型がおすすめでしょう。

    フリーランスにおすすめのクラウド会計ソフト3選

    パソコン

    これからフリーランスとして働くのなら、便利な会計ソフトは必需品となるでしょう。会計ソフトには特色があるため、日々の仕事形態や自身の性格によって使いやすいものは変わります。
    以下では、おすすめできるクラウド会計ソフトを3つに絞ってご紹介しますので、興味のある人は一つひとつチェックしてみてください。

    1.freee(フリー)

    フリー

    銀行口座などと連携することによる自動仕分けや、AIによるサポートが魅力の「freee」は、フリーランスに特におすすめできる会計ソフトです。手入力のミスを防いでくれるので、初心者でも安心です。
    クラウドタイプなので、消費税の変更などにも自動でアップデート可能。高いセキュリティを証明する「TRUSTe」の認証も得ているため、安心してデータを預けることができますね。

    freee(フリー)の各種プラン

    【個人事業主プラン】
    <スターター>
    月額:980円
    年額:9,800円
    <スタンダード>
    月額:1,980円
    年額:19,800円
    <プレミアム>
    年額:39,800円

    • 各プランは30日間無料でお試し可能

    2.弥生会計オンライン

    弥生

    既に開業届を出しているフリーランスは、「弥生会計オンライン」で会計作業を仕上げるのもいいでしょう。青色申告と白色申告でサービスが別れているのが特徴で、現在の自分のスタイルに合わせることが可能です。
    簡単入力による帳簿付けや経営状態のグラフ化など、フリーランスに役立つ機能が満載です。操作に関するサポートや業務の相談まで請け負ってくれるので、新米フリーランスにぴったりの会計ソフトとなるでしょう。

    弥生会計オンラインの各種プラン

    【やよいの白色申告プラン】
    <フリープラン>
    すべての機能が無料
    <ベーシックプラン>
    1年目は年額4,320円
    次年度以降は年額8,640円
    【やよいの青色プラン】
    <セルフプラン>
    初年度1年間は無料
    次年度以降は年額8,640円
    <ベーシックプラン>
    1年目は年額6,480円
    次年度以降は年額12,960円

    3.MFクラウド会計

    クラウド

    人気会計ソフト「MFクラウド会計」では、個人事業主向けに「MFクラウド確定申告」というサービスを展開しています。自動入力したデータを確定申告のための書類として作り直してくれるので、毎年の申告が簡単に行えるでしょう。
    他社の会計ソフトからの移行にも対応してくれるので、今使っているソフトに不満がある人にぴったりです。また、MFクラウド公認の税理士を無料で紹介してくれるため、初めての確定申告でも安心でしょう。

    MFクラウド確定申告の各種プラン

    【MFクラウド確定申告】
    <フリープラン>
    基本的に無料。チャットサポートは登録から30日のみ
    <ベーシックプラン>
    月額:800円
    年額:8,800円
    <あんしん電話サポート付きベーシックプラン>
    年額:17,200円

    • 各有料プランは30日間無料

    会計ソフトの使い方が分からない...。そんな人は税理士を頼ろう

    税理士

    会計ソフトは非常に便利な存在ですが、それでも使い方が分からなくて困ることがあるでしょう。そんなときは税理士に依頼して、すべてをお任せしてしまうのもありです。
    税理士であれば、フリーランスに対しても最適なサポートを行ってくれます。何年か税理士に相談して、確定申告の基本やノウハウを学んでいくのもいいでしょう。当然費用はかかりますが、時間や手間を考えると会計ソフトを使うよりもお得になることもあります。

    フリーランスの会計処理にはクラウド型の会計ソフトがおすすめ

    フリーランスとして働いていく限り、会計処理の問題から解放されることはできません。ぜひ早めにクラウド型の会計ソフトを導入して、面倒な作業を失くしていくようにしましょう。
    会計を分からないままにしていると、将来税金で困ることになるかもしれません。会社員とは大きく異なるため、最初は戸惑うことがあると思いますが、会計ソフトを使ってお金の問題に慣れていきましょう。

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