【Swift求人の単価相場はどれくらい】フリーエンジニアなら知っておきたい案件の特徴と今後のニーズの動向

iOSのネイティブアプリといえばObjective-CかSwiftを使用すると思います。特にSwiftは2014年に発表されたまだまだ若い言語なので、開発案件にはどんな案件があるのか、そしてその単価はいくらなのか気になりますよね。
また、Objective-CもiOSのアプリ開発言語ですが、Swiftとの違いは何なのかについても解説していきます。

Swift求人の単価相場

スマホ

iOSアプリ開発で人気の「Swift案件」の単価相場はどのくらいなのでしょうか。単価相場は案件により様々ですが、実際の求人を見ながら確認していきましょう。

相場は60万から70万円

Swiftの単価相場は60万~70万程度となっています。しかし、実際は案件によって様々なため、高単価案件だと90万程度になる場合もあります。

・【Swiftエンジニア募集】海外向け電子書籍アプリの開発:月額~650,000円
・【Swiftエンジニア募集】アプリ開発用独自CMSの追加開発:月額~750,000円
・【Swiftエンジニア募集】クレジットカード専用管理アプリ開発:月額~650,000円

※Futurizm:Swift案件ページより紹介(募集終了の案件は削除されている場合があります)

実務経験年数別の単価相場目安

Swiftの単価相場は経験年数によっても変わってくるので、当然ですが経験年数が多いと単価も上がる傾向にあります。

Swift案件の経験年数別単価相場

  • 1~2年:50万
  • 2~3年:58万
  • 3~5年:63万
  • 5年以上:68万

Swift案件の特徴

アプリ

iOSアプリの開発言語Swiftはどんな開発で主に使用されているのでしょうか。その特徴をご紹介します。

Apple製品の開発で多く使用されている

SwiftはApple社によって2014年に発表された、Apple製OS上で動作するプログラミング言語です。そのため、iOSアプリやMacアプリの開発案件で広く使用されています。
iPhoneのアクティブユーザー数がもうすぐ10億を突破するといわれるほど普及していることから、最近ではiOSアプリの開発が多い傾向にあります。

Objective-Cとの関連は?

Swift登場以前のiOS、Mac製品のアプリ開発はObjective-Cという言語で行われていました。Objective-CはC言語にオブジェクト指向要素を盛り込んだ言語ですが、C++とは異なり、独自の言語としてApple製OS上のアプリ開発言語として確立されていました。
このObjective-Cの後継的な言語として登場したのがSwiftです。そのため、SwiftはObjective-Cとの互換性がある点が大きな特徴となります。

【最新】Swiftの今後の動向

パソコンの画面

iOSアプリの開発で多く使用されているSwiftですが、今後も開発需要は伸びていくのでしょうか?Swiftの今後の動向について解説していきます。

Swiftエンジニアはまだ少ないが増加傾向にある

Swiftが大々的に発表されたのは2014年、オープンソース化したのは2015年と非常に新しい言語のため、Swiftを使いこなすエンジニアはまだまだ少ないのが現状です。
しかし、Objective-Cと比べると表記が簡単で実行スピードも早いため、Objective-Cで開発されているiOSアプリがSwiftに移行していくことが予測されます。そのため、Swiftエンジニアの需要は伸びていく見込みです。

Objective-Cにとってかわって需要が増える見込み

Objective-CがSwiftに変わっていくと考えられるのはなぜでしょうか。それは、Objective-Cの言語としての限界が見え始めているからです。そもそもSwiftが開発された背景は、簡単にいうとObjective-Cをより使い安くするためでした。裏を返すと、Objective-Cは使いづらいということになります。

要因はその分かりづらい表記方法にあります。Objective-Cではインスタンスの生成ひとつとっても、C++やJavaに慣れているエンジニアからみるとあまりにも表記方法に差があり、戸惑ってしまいます。これを解消するためにSwiftは開発され、コーディングも簡易な表記となっています。よって、Objective-CからSwiftに移行していく案件は今後一気に増えていくでしょう。

Apple製品以外での需要拡大の可能性は?

実はSwiftはAndroid製品の開発も可能です。しかし、開発できるといっても実用化されている例はあまりありません。クロスプラットフォームという考え方からいえば、Xamarinなどのフレームワークでの開発の方が実用性があるからでしょう。

Apple製品の動向を追うとSwiftの今後が分かるかも

Appleは毎年6月にWWDCを開催しています。WWDCで発表される製品やiOSの情報などから、最新のSwift事情を読み取ることができます。また、メジャーアップデートに合わせてアプリ開発のニーズも変わってくるので、最新OSの動向はチェックしておきましょう。

Swiftエンジニアが高単価の案件を獲得するためのポイント3つ

パソコン

Apple製品を中心に独自の進化を早いスピードで続けているSwiftですが、高単価の案件をゲットするためには3つのポイントをおさえておく必要があります。

人口が少ない今のうちに経験を積んで案件に参画

2014年に発表→2015年にオープンソース化された比較的若い言語なので、まだまだエンジニアの数は多くありません。案件自体もObjective-Cと合わせて必要としている案件が目立ちます。
そのため、スキル保有エンジニアの数が少ないうちに低額案件でも参画し、ニーズの方向性を掴んで経験も積んでおくと今後に役立てることができます。。

Apple動向にアンテナを張る

AppleからはiOSを中心に最新アップデート情報が毎年WWDCの中で発表されます。ここで次のApple製品の方向性が示されるため、どんなアプリがどのOS上で動作するのかを把握しておきましょう。最新のトレンドある案件だと、多少高額を支払ってでもエンジニアが欲しいという企業も多いです。

その他のフレームワークについても把握しておく

iOS、MacOSのアプリ開発はSwift以外の言語でも開発をすることができます。クロスプラットフォーム開発が行えるXamarinなどがその例のひとつです。XamarinはC#でiOS、Android両方のOSに対応したアプリケーション開発を行うことが可能なフレームワークです。
Swift以外の言語によるApple製品へのアプローチも把握しておくと、案件獲得の幅を広げることができます。

まとめ

SwiftはObjective-Cの使い勝手を改善して開発されたまだまだ若い言語です。スキル保有者も多いとは言えないため、今のうちに案件の数をこなして経験を積んでおくことが重要です。また、案件の需要はApple製品の方向性に左右されるといえるため、Appleの最新動向を押さえて高額案件狙うのもありでしょう。

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