【AWS求人の単価相場はどれくらい】フリーエンジニアなら知っておきたい案件の特徴と今後のニーズの動向

    「AWS」はAmazon Web Servicesの略称で、クラウドサービスの代名詞となっています。案件の種類としてはクラウド上のサービス開発から環境構築まで様々ですが、どんな案件が高単価なのか気になりますね。クラウドサービス全盛の今、AWSの単価相場と最新の動向、そして高単価案件を獲得する方法をご紹介します。

    AWS求人の単価相場

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    クラウドサービスの代表格であるAWS案件ですが、単価相場はどのくらいなのか気になると思います。そこで、実際の求人をもとに調査してみましたのでご紹介します。

    相場は約70万円

    AWS案件の単価相場は70万付近が多く、比較的単価が高いといえるでしょう。以下に実際の求人例をいくつか紹介します。

    ・【AWS】商社向け管理会計システムのインフラ移行:月額~850,000円
    ・【AWSエンジニア募集】田町/基幹システムのAWSへの移設業務:月額~700,000円
    ・【AWS】ECサイトインフラ構築・運用・保守:月額~750,000円

    ※Futurizm:AWS案件ページより紹介(募集終了の案件は削除されている場合があります)

    実務経験年数別の単価相場目安

    AWS構築の実務経験年数によって、任せられる業務範囲やレベルが変わるので、当然単価も異なってきます。そこで、経験年数別の単価相場をご紹介します。

    AWS求人の経験年数別単価相場

    • 1~2年:50万
    • 2~3年:58万
    • 3~5年:63万
    • 5年以上:70万

    インフラエンジニアは特にクラウド環境を構築するにあたっては、ネットワーク設計や仮想化技術、運用保守設計に至るまでのあらゆる知識を必要とします。そのため、これらの知識と経験を積み重ねる時間を考え、5年以上が求人案件の単価相場である70万に見合うといえるのです。

    AWS案件の特徴

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    クラウドサービスの先駆者として10年以上の歴史があり、比較的単価相場が高いAWS案件ですが、一体どんな特徴があるのでしょうか?

    エンタープライズからコンシューマサービスまで幅広いニーズ

    クラウドファーストの時代に突入すると各企業はシステム、サーバを保有する時代から利用する時代となり、システムへの投資コストを押さえるためにサーバを利用したい分だけ利用できるサービスが主流となりました。クラウドサービスの中で特に人気のクラウドがAWSというわけです。

    【最新】AWSの今後の動向

    男性

    クラウドサービスはAWSの他に、AzuleやGoogleなどの競合他社が多いですが、AWS案件は今後どのような動きを辿ることになるのでしょうか。

    世界各国で引き続きニーズは増加

    2017年のガートナーレポート、AWSはマジッククアランドでリーダーに認定されています。他のクラウドサービスではAzule、googleが追従していますが、AWSとは圧倒的な差があります。AWSがリーダーとして認定されているのは、その先進的なサービスだといえるでしょう。例えば、IaaSだけでなくPaaS、SaaS領域でもAWSは多彩なサービスを分かりやすいインタフェースでユーザに提供しています。
    また、PaaS領域ではIoTのサービスをいち早く開始したりと、先進的な技術の取り入れにも余念がありません。

    AWSエンジニアは不足状態がしばらく続く

    AWSを含むクラウドサービスを構築するためには、あらゆる技術に精通している必要があります。クラウドサービスとオンプレミスをつなぐネットワーク技術、仮想化技術、IDフェデレーションを可能にする認証認可サービス技術、事業継続のためのクラウドマイグレーションなど様々な技術が必要です。これらの技術を習得するためにはそれなりの時間が必要なため、エンジニアの数も限られてくるでしょう。

    AWSエンジニアが高単価の案件を獲得するためのポイント2つ

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    クラウドサービスのリーダーであるAWS。フリーエンジニアとして働いてくのであれば、高単価案件を獲得したいですよね。そこで、AWSの高単価案件を獲得するために必要なスキルを2つご紹介します。

    1.大規模なWEBサービス系のAWS経験を積む

    AWS案件の中でも大規模な案件を経験することで携わる領域が広がり、スキルも高められます。IaaS、PaaS、SaaS案件それぞれに携わることによりクラウド案件でも幅広く受注可能となるでしょう。

    2.クラウドサービスに関連する技術を網羅する

    クラウドサービスの構築はインフラ領域が大半です。インフラ領域といってもネットワークから仮想化、認証認可など技術領域は様々です。また、案件によってもどの領域のスキルが必要とされているのかを見極める必要があります。

    まとめ

    クラウドサービスのAWS案件は比較的高額な案件があります。クラウド案件といっても必要とされる技術はネットワーク、仮想化、認証認可など様々ですが、これらの技術要素を習得しておくことで高額案件獲得に繋がりますので、ぜひスキルを磨いてください。

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