【フロントエンドの単価相場はどれくらい】HTML5、CSS3のスキルを持つ場合の案件の特徴と今後のニーズの動向

Webサービスの重要性が増すにつれ、フロントエンドエンジニアの需要が増えていますが、スキルを持つ方が少なく、深刻な人手不足を招いています。しかし、HTML5とCSS3のスキルを持つくらいでは、安い単価の仕事にしか就けません。では、高い単価の案件を獲得するには、どうすれば良いでしょうか。そこで、今回は、フロントエンドエンジニアの単価相場と、HTML5とCSS3を必要とする案件の特徴についてご紹介します。

HTML5、CSS3スキルをもつ場合の単価相場

未経験からITエンジニアを目指す方に人気のフロントエンドエンジニアですが、最初から高い単価の仕事に就ける訳ではありません。IT業界はスキルによって単価が大きく違っており、フロントエンドエンジニア向けの案件の単価には、大きな幅があるのが実態です。次から、HTML5やCSS3スキルをもつフロントエンドのエンジニアの単価相場をご紹介します。

相場は65万円

フロントエンドエンジニアの勤務形態は、完全在宅から週2日などいろいろありますが、週5日間客先に常駐する案件の相場単価は65万円ほどです。

ただし、HTML5やCSS3のみを扱うコーダーやマークアップエンジニアと呼ばれるエンジニア向けの案件はこれよりも安く、相場の単価は40万円ほどしかありません。そのため、フロントエンドエンジニアとコーダーやマークアップエンジニアとは別の職種とするケースもあります。

実務経験年数別の単価相場目安

フロントエンドエンジニアの単価はスキルによって決まりますが、Webページの開発は期間が短いことが多く、一年でいろいろな経験が積めるのがメリットです。そのため、意識してスキルアップしていけば、一年毎に単価の高い案件に就ける可能性があります。

具体的には、経験1年程度なら30万円から40万円、経験2年から4年なら40万円から75万円ほどで、経験5年以上のベテランになると、月の単価が100万円を越える方もいます。

HTML5、CSS3の特徴

フロントエンドの仕事を受注するためには、HTML5とCSS3は基礎となるスキルですが、これだけでは単価が安いことから、さらに他のスキルも身に付ける必要があります。次から、フロントエンドの仕事の特徴についてご紹介します。

簡単な学習で始められる

未経験からITエンジニアを目指す場合、比較的簡単に始められるのが、Webサイトを作るフロントエンドの仕事です。中でもHTML5とCSS3は簡単な学習で始められ、さらに需要も多い仕事です。

しかし、その分ライバルも多く、HTML5とCSS3の仕事に限ってしまうと、フリーランスの仕事としてはかなり単価が安い仕事しか見つかりません。そのため、フリーランスとしてフロントエンドの仕事を受注するなら、HTML5とCSS3のほかにフロントエンドで必要とされるスキルを身につけて、より高い単価の仕事を獲得しましょう。

リッチなサイトを作るスキルで単価アップ

今のWebサイトの構築では、フロントエンド側は、HTML5、CSS3、JavaScriptの3つのスキルが使われます。そして、この中でもJavaScriptを扱えるエンジニアが不足しており、JavaScriptのプログラミングスキルを持っているエンジニアは、どの企業でも不足している状況です。

そのため、フリーランス向けのエージェントが紹介するフロントエンドの仕事の多くでは、HTML5とCSS3の2つに加えて、JavaScriptのスキルも求められます。フリーランスとしてフロントエンドの仕事を続けるなら、JavaScriptによるプログラミングスキルも習得しましょう。

プロジェクトの企画でさらにアップ

フリーランスのフロントエンドエンジニアに求められるのは、技術力だけではありません。これまでの経験を活かして、プロジェクトを率いるリーダーとしても役目を期待されるケースもあります。そして、そういった案件では、高い単価が期待できます。

また、フリーランスのフロントエンドの案件の中には、マネージャーやディレクターとしてプロジェクトの企画から参加し、何人ものエンジニアを活用してWebサイトを構築する仕事もあります。こういった仕事をこなしていけば、年収1千万円以上も夢ではありません。

【最新】HTML5、CSS3の今後の動向

日本では、スマホの利用率が85%を超えており、インターネット無しの生活など考えられない状況です。さらに、ChromeやSafari、EdgeといったメジャーなWebブラウザの機能追加も頻繁に実施されており、それに伴ってHTML5も何度もの機能追加を繰り返しています。

次から、フロントエンドエンジニアなら気にかけておきたい、HTML5やCSS3の今後の動向についてご紹介します。

正しいコーディングを

HTMLは、1990年代に最初のバージョンが登場した、比較的古い言語です。そして、以前はHTMLのタグの中にCSSの内容を書くことも可能でした。そのため、ネットを検索すると、昔のHTMLの書き方で記述された例を見かけることもあります。

しかし、HTML5でWebページの骨格を記述し、CSS3でそのページの見え方を記述するように変わりました。それを受けて、新規に作られるWebページは、HTML5の考え方に基づいて作られています。特にプロとして働くフリーランスのフロントエンドエンジニアなら、HTMLの考え方を理解した正しい記述を心がけてください。

最新機能が使えるかはWebブラウザ次第

2014年に勧告されたHTML5ですが、その後も何度か機能追加などによるバージョンが実施されています。しかし、最新のHTML5とCSS3で記述したページを用意したとしても、意図したとおりに表示されるとは限りません。

フロントエンドエンジニアが扱うHTML5、CSS3、JavaScriptは、Webブラウザで動作するソースコードです。そのため、Webブラウザが対応していないタグを使った場合、正しく表示されません。ChromeやSafari、EdgeなどのメジャーなWebブラウザは、HTML5の最新機能にすぐに対応していますが、古い機種では未対応のケースもあります。

フロントエンジニアなら、利用者が扱うWebブラウザの対応状況にも関心を持ちましょう。

高単価の案件を獲得するためのポイント3つ

フロントエンドエンジニアの平均単価は、決して安い金額ではありません。しかし、経験の浅いエンジニアの単価はかなり低く、会社勤めのエンジニアよりも低いケースさえあります。次から、そのようなフロントエンドエンジニアが高単価の案件を獲得するためのポイントについてお伝えします。

JavaScriptのスキルで単価アップを

フロントエンドエンジニアと言っても、HTML5とCSS3でWebページを書くだけは、安い単価の仕事しか受けられません。しかし、JavaScriptでプログラミングができれば、大幅な単価アップが可能です。

これは、HTML5やCSS3のスキルを持ったフリーランスよりも、JavaScriptのスキルを持つ方が圧倒的に少ないためです。なお、最近のWebページはJavaScriptを使ったリッチなページが主流であり、フレームワークを活用すれば、それほど難しいスキルではありません。

リーダーとして単価アップ

フロントエンドエンジニアは、IT業界でも比較的未経験の方でも採用してもらえる業種です。しかし、経験の浅い人ばかりでは、開発をうまく進められません。ベテランのエンジニアがリーダーとなって、経験の浅いエンジニアの能力を引き出してあげる必要があります。

そのため、ベテランエンジニアでもあるフリーランスの方に、リーダーの役割を期待している案件もあり、そういった案件では高い単価が提示されます。自分の経験を活かして、そのようなリーダーとなる案件にも挑戦してください。

プロジェクトの企画から運用までを担う

今、多くの企業でWebサービスを活用したビジネスをやりたいと考えていますが、それを構築するフロントエンドエンジニアが不足しており、思うように事業化できていません。

さらに、エンジニアだけでなく、Webサービスの構築の企画から開発、運用まで任せられる担当者も不足しています。そのため、そういったディレクションやマネージメントの役割を任せられるフリーランスなら高い単価で案件を受注するチャンスです。もし、エンジニアとしてディレクションやマネージメントも担当した経験があるのなら、それを活かして単価アップを目指しましょう。

【まとめ】HTML5、CSS3スキルをもつ場合の単価は

これまでご紹介したように、クラウドの時代に欠かせないフロントエンドエンジニアは、人手不足が深刻で、スキルを持ったフリーランスのエンジニアが活躍しています。

しかし、HTML5とCSS3のスキルしか持たないフロントエンドエンジニアは、単価の安い仕事しかありません。とはいえ、JavaScirptやリーダーに求められるスキルと組み合わせれば、高い単価の仕事を獲得できます。今のスキルに安住せずに、高い単価を目指してスキルアップに心がけましょう。

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