オープンソースの汎用スクリプト言語として国内外で多く使用されているプログラミング言語の「PHP」。WikipediaやYahoo!など大手it企業がPHPを採用したことで、PHPの普及率は高く、現在Webのサーバーサイドで動く言語としては、まだなおトップシェアを誇っています。*
今回はこのPHPについて、初心者でも気軽に学習できるサイトをいくつかピックアップしました。それそれのサイトの特徴などをご説明します。
*s3Techs「Usage statistics of PHP for websites」より
https://w3techs.com/technologies/details/pl-php
phpとは？
PHPの特徴としては、HTMLを操作・加工するスクリプト言語でありながら、DBアクセスやメール操作などのAPIも豊富にあるので、PHPを覚えておけば大半のWebシステムは開発できる点です。
また、PHPでは変数を扱うとき、型の定義宣言が必要ないなど、初学者に対して非常に分かりやすく、初心者から上級者まで幅広く扱うことができる言語です。
PHPを学べる6個のサイト
それぞれに特徴があり、現在のプログラミングスキルにあわせて適切なサイトを選ぶことにより習得までの期間が短縮できます。
1. PHP公式マニュアル
PHPの公式ドキュメントを日本語に訳した情報を掲載しているサイトです。
環境構築からチュートリアル、最新でバージョンに合わせた情報まで網羅されており、サンプルコードも充実しています。
コードの記述も当然ながら正確なので、わからない点があれば、繰り返し確認しながら活用するとよいでしょう。
2.PHP超入門＠LL温泉
PHP超入門＠LL温泉は、SlideShareで公開されている全74ページからなるスライド資料です。
PHPとはなんぞやといった学ぶポイントや基本的な文法について触れられています。
短時間でまずはPHPの概要を押さえたい方におすすめです。
3. Progate
独学できるレッスン体系に定評のあるProgate。PHP講座は全4レッスンで、実際に料理注文サイトを作成しながらPHPの基礎を身につけていきます。
第1回ではお問い合わせフォーム作成を目指しはじまり、第2回〜第4回では、オブジェクト指向について理解を深めていく学習する内容となっています。レッスン終了までに15時間程度の学習時間が必要です。
環境構築などの事前準備なく、ブラウザ上ですぐ学ぶことができるのが魅力です。
4. ドットインストール
3分程度の短い動画を繰り返し視聴することでプログラミングノウハウが身につくドットインストール。PHP講座は、有料コース含め全57コースがあり、基本的な文法からWordPressやLaravelやCakePHPなどのフレームワークも広くサポートしています。
動画が3分程に区切られているので、隙間時間を活用して勉強したい人にぴったりです。
5.PHPプログラミング初心者入門講座
PHPプログラミング初心者入門講座は、環境構築のやり方といった初歩の部分からデータベースの利用方法に至るまで、
画像を適度に取り入れつつ解説されているサイトです。
Windowsをベースに解説されているので、Windowsを使っているならおすすめです。
6. Let'sプログラミング
これからPHPを学ぼうとしている人のためのサイト。
環境構築のやり方から高度な内容まで、実際にサンプルプログラムを作成しながら学ぶことができます。
もともとCやPerlなどを習得している人は、こちらで一気に学ぶと良いでしょう。
おわりに
フリーランスエンジニアにとってPHPは、世界中の多くのWebサイトがPHPで作られており、PHPのシステム開発案件が直近でなくなる可能性が低い言語といえるでしょう。
しかしながら、学習難易度が低い分WEBエンジニアも多く、大規模サービスでの開発経験やHTMLやCSS、JavaScriptなどのフロントエンド言語をマスターしておくことで、他との差別化をしっかり測っていくことがポイントです。
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